京つう

日記/くらし/一般  |左京区

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2009年07月31日

牛頭天王いろいろ

長かった祇園祭も本日でフィナーレを迎え、京の町に再び日常が訪れることとなります。


鉾町の皆様、お疲れ様でした。いつもは雨に遭いやすい宵山と巡行が晴天で何よりでした。



さて、祇園祭と言えば茅ノ輪。茅ノ輪と言えば蘇民将来。蘇民将来と言えば武塔ノ神。武塔ノ神と言えば牛頭天王です。



蘇民将来や茅ノ輪に関する話などは祇園祭期間中に、散々皆様お話されていますから割愛。


そこで祇園祭の祭神はどんな姿なのかを知らない方も多々いらっしゃるはずなので、様々な姿の牛頭天王を見てみましょう。




まずは現在よく知られている姿。




明王系の姿です。索縄は不動尊からの影響でしょうか。斧を持っていますが、どうやら牛頭天王の利器は斧なんですね。斧持ち+牛という図式は、実にギリシアのミノタウロスを連想させます。

なので時にミノタウロスまんまな図柄で、牛頭天王が紹介されていることもあります。

どのみち色んな神様と習合してますから、今更ミノタウロスが混ざったくらいでは驚きませんが。



そしてヒンドゥ神丸出しな姿。




同じく明王系の中で一番古い姿となるのでしょうか。三面六臂の姿で、頭上に牛を冠しているみたいです。

真ん中の顔が馬に見えて仕方がありません。




こちらは何やら鐘馗みたいな・・はたまたバイキングのような姿。




一番らしくない姿ではあります。なんか違う気が・・。




そして最後。




牛頭天王は、画面に大きく描かれている天刑星に捕まり喰われている姿で描かれています。


天刑星は邪を辟する(祓う)神であり、牛頭天王はその辟される側の疫神なのです。これが元々の姿。




その後に天刑星と習合し、多分様々な国津神や外来神と混ざり合いながら今の姿に定着したのではないでしょうか。




ホントに日本の神様は由来が解りにくい仕様になってます。

  

Posted by ハシモトシンジ at 23:09Comments(0)

2009年07月31日

北山 アメリ〜バルーン・ワールドにようこそ





北山に素敵なバルーンショップがあるのをご存知でしょうか?


以前は出町柳の加茂街道あたりにあったお店が、北山のビームスがあった場所付近に移転したみたいです。(東洋亭または中華料理白龍が目印)



バルーン(風船)と一口に言えど、ホントに様々な種類がありまして動物の形をしたペットバルーンや、伝えたい言葉が書いてあるメッセージバルーン。ハートや星の形をしたデコレーションバルーンなどなど。




あまりそういった物に興味を示さない私も、あの店のバルーンはなんだか楽しくなるくらいにたくさん種類があります。



主に買うのはペットバルーン。ウチには小さな子供がいますから、犬や家鴨などのバルーンを折々にプレゼントするわけです。

物凄く喜びますよ。



その応用で、小さな子供たちが集まる場合には人数分のバルーンを用意しておくと、それぞれがバルーンで遊ぶので手間があまりかかりません。

帰る際にはお土産にもなりますしね。




そんな楽しいバルーンショップ、アメリは京都市北区上賀茂松本町北山ランドアート1Fにあります。電話は075−724−1883。

是非一度覗いてみて下さい。






「It's a boy!!」と書かれたコウノトリのメッセージバルーン。

出産祝いに贈ると、見舞い客が一々「男の子?女の子?」と聞かずにすむのでナイスかもしれませんね。  

Posted by ハシモトシンジ at 13:12Comments(0)

2009年07月30日

エセ・ジャポニズム






8月1日から選考が始まる「ミス・ユニバース」の日本代表、宮坂絵美里さんがナショナルコスチュームとして着用する衣装に批判が起きている。



牛革レザー製の黒振り袖に、下半身はショッキングピンクの下着とガーターベルトというド派手な衣装だが、これに対し、帯職人や着物の販売店がデザイナーに直接抗議しているほか、デザイナーのブログにも「日本が誤解される」などと1000件以上の抗議が寄せられているのだという。


しかしその抗議や批判に対し、デザイナーの緒方義志氏はブログで《今年の狙いは、「着物は奥ゆかしき日本人女性の象徴である」という現代の日本人が作り上げた妄想と、「着物は未来永劫変わってはならない」という、これまた現代の日本人が勝手に作り出した不文律の否定》としたうえで、《日本人女性には世界を虜にする情熱的で官能的な一面がある》などと釈明している。

(ソース)http://www.zakzak.co.jp/gei/200907/g2009072804_all.html




「ファッション」としての是非はともかくとして、これもまた最近流行りのエセジャポニズムの一例となる話。


最近は「なぜそこで日本の文化芸術を引き合いに!?」というパターンが非常に多く見られ、今回のコレもデザイナーの緒方氏の「義志」が着物再興を目指すブランドという触れ込みでなければ、さらにミスユニバースの衣裳でなければ国内での注目も批判も少なかっただろうか。




海外での日本に対する良い意味での幻想を逆手に取り、着物や日本画を奇抜な手法で見せる手法は今に始まった話ではありません。


しかし、屏風絵の日の丸にカーネルサンダースのアレや今回のコレは・・酷い。酷すぎる。





衣裳の件で言えば、別に着物の未来など憂いて頂かなくても結構だし、山本某のカーネルサンダースだとかは別に屏風絵にして頂かなくても結構。


今まで日本を意識せずに、基本がおざなりになったままで世界を相手にする為だけに「日本」を騙らなくても結構ってことです。好きな表現手法で好きにやればいいではないですか。





一つ誤解があるとすれば、今回のデザイナーが出してきた衣裳は「和服」ではなく「和風味の衣裳」だと思うのですけどね。

着物に関して素人の方に色々言うのも大人気ない話ですが、痛いニュース(ノ∀`)に出ていたアダルトビデオの衣裳の方がまだマシなのも否めない事実です。



さて、後はミス・ユニバースの結果次第ですね。
  

Posted by ハシモトシンジ at 23:03Comments(0)

2009年07月29日

0729WED 哲学の道

銀閣寺から若王子を貫くように流れる第二疏水分線。その沿道は哲学の道と現在呼ばれて、季節を問わずにたくさんの人が訪れる京都有数の散策道として知られています。



さて、この「哲学の道」の名称ですが諸説あるようで、私が小学生の時分には公式の名前などはなく、「哲学者の径」や「哲学の小径」と入り乱れて呼ばれていました。


現在は恐らく京都市水道局が決めた「哲学の道」に統一されていますが、英訳の「Philosopher's path」はその名残でしょうか。



時に「Philosopher's walk」という呼称も見られますが、あまり一般的ではないようでこのことからも「道」という呼ばれ方が後発であることが伺えます。




そして名称の由来ですが、聞くところによるとドイツ・ハイデルベルクの「哲学者の道」とは一切由来せずに関係ないものとされているみたいです。


ドイツと言えばドイツ哲学。京大哲学と言えば、やはりドイツ哲学。



なのに「ドイツのアレとは一切関係ございません」と言われると、恐ろしく違和感を感じてしまいます。


ハイデルベルクと京都市は、この名称の繋がりによる姉妹都市であったはずなのですが・・。




ま、ようするに名称の後先は問わずに奇妙なシンクロニシティにより同じような名前が付いたわけですか。


んな訳はない。
  

Posted by ハシモトシンジ at 12:34Comments(0)【勤務日誌】

2009年07月28日

茶室再建に向けて

春先に白沙村荘の茶室から火が出て、広間とその周辺が燃えた件についてようやく現実的な進捗が見られました。



ひとまず一里。これからが大変。




先人が成し遂げて作り上げた何かについて触るにあたり、器的にそれ以上の事を成すのは非常に困難なもの。


ただ、困難だからといって成さない訳にもいかないので、新たな展望を以って事にかからねばなりません。





今回の場合は、茶室を含む白沙村荘全体の見直しを検討しているので、やや考える範囲が広くなっています。


先は長いがやらねばならぬ。






とりあえずはポジティブに取り組むつもりです。
  

Posted by ハシモトシンジ at 20:39Comments(0)【白沙村荘】

2009年07月28日

ある偽作家の生涯

<「私」(新聞社の美術記者)は、ある日本画の大家の伝記編纂を手がけていたが、作業の途中、この大家の偽作を描きつづけたという画家の存在を知る。

次第に「私」の興味は、大家ではなく、この偽作家の方へと向かった。なぜ彼は偽作を描き続けなければならなかったのだろうか。

一心不乱に花火の打ち上げをしたという偽作家の晩年の後姿の描写に、筆者の並々ならぬ同情がにじみ出ている。

筆者は、この偽作家のような人生を歩む可能性は誰にでもあると気づいていたのかもしれない。>



「ある偽作家の生涯」と題された本があります。著者は井上靖。

文中にある「私」とは井上靖本人。



では「大家」と「偽作家」とは誰なのか。


「大家」は橋本関雪その人。「偽作家」は後藤杏塢という画家のこと。そしてこの後藤という人物は、一時期関雪の門下にいた人物でした。


前田青邨の門下であったこともあり、非常に腕のいい人物で晩年は洋画を描いていました。





このような本が出ていることから解るように、関雪には非常に偽作が多くあります。


大抵は稚拙なものだらけで容易に看破出来てしまいますが、中には極めて近いものもありますから厄介な存在です。




今後はこういった偽作の洗い出しも必要となるのですが、それをされると困る連中がたくさんいるという現状もさらに頭が痛いものです。



  

Posted by ハシモトシンジ at 11:25Comments(0)【橋本関雪】

2009年07月26日

天寿とは何歳なのか

母の旧い知人が40数年ぶりに連絡をして来た時のこと。

「来週お食事に来られるので、お祝い席の用意を。80歳のお祝いです。」との伝達がありました。




ハイと返事をしながらも、さて80歳とは何寿であったか。え〜と・・米寿の一つ前は何だっけ?


どうしても思い出せないので調べることにしました。




還暦が61歳・・ 古稀が70歳・・
喜寿が77歳・・


傘寿か。傘寿が80歳だ。


あ〜スッキリした。



ついでなのでそのまま読んでいくと・・。


半寿が81歳。これでようやく人生の半分なんですか(汗)

米寿が88歳。米の字を分割すると八十八。実に覚えやすいです。

卒寿が90歳。これも卒(卆)の字を分割して九十ですね。

白寿は99歳。百から一を引いて白の字なんですね。




・・と、この辺りまでは覚えありな感じ。しかしまだまだ続きがありました。




百寿が100歳。そのまんまなので簡単。


茶寿が108歳。ほぼ初耳な感じ。というか煩悩の数ですね。




ここからは中々祝って貰えない領域へ。


川寿は111歳。

昔寿が120歳。






この辺りだけでも設定されているのが不思議なくらいですが・・まだ先がありました。


しかも実に聞き慣れた名前です。








天寿・・182歳。



もしこの名称が真実ならば、人類の有史において「天寿を全う」出来た人なんて居ないのではないでしょうか。



実に恐ろしいことを知ってしまった気がします。これが好奇心、猫を殺すってヤツですかね。(←違う)
  

Posted by ハシモトシンジ at 22:15Comments(0)

2009年07月25日

グロい携帯電話





前衛作家の草間彌生がデザインした携帯電話3機種が、7月30日にKDDIから発売されるそうです。


「ドッツ・オブ・セッション 水玉で幸福いっぱい」「私の犬のリンリン」「宇宙へ行くときのハンドバッグ」と題された、草間さんの過去作品からの転化となるこれらの電話。





価格もさることながら、なんというか・・ その・・ 外見が果てしなく気持ち悪いのです。

なんかデコボコに赤い水玉があしらわれているだけなのですが、病的なイメージが拭えません。こんなの耳にあてたくない。




話題性で買うにも、一台100万円(100台限定)ですからね。自爆を通り越して自虐にしかなりません。(「宇宙へ〜」は10万円で1000台限定)



グロ好きな方や、周囲にドン引きされたい方にオススメします。






iidaのArt Editions、草間彌生モデルが7月30日発売 - ケータイ Watch

痛いニュース
  

Posted by ハシモトシンジ at 16:39Comments(0)

2009年07月24日

華揚の猿も素敵

来月頭から、奈良の松柏美術館にて企画展「山口華揚展」が開催されます。


この華揚さんは、西村五雲門下の日本画家でやはり京都画壇の画家らしく動物が上手い。



上手いだけではなく友禅彩色家の父譲りなのか、カラーバランスもとても優れていて非常に柔らかな優しい画面を作り出すことに長けています。


特に私が意識するのは「原生」と題された作品。



ご覧のように黒い手長猿が描かれた絵です。手長猿と言えば、私の曾祖父である関雪の好画題。

初めて関雪以外の猿を見て、こりゃ凄いと感じたのがこの「原生」でした。



一応関雪と華揚さんは京都画壇の繋がりのみならず、私的な交わりもあったようで同時期に同じ画題の作品が幾つか確認されています。



<山口華揚展は松柏美術館で8月4日から9月30日まで開催。詳しくは松柏美術館ホームページまで>

  

Posted by ハシモトシンジ at 17:14Comments(0)【橋本関雪】

2009年07月24日

0724FRI 登録

文化財の登録という制度があります。


一般的には文化財は指定を受け、ご存知のような国宝や重要文化財みたいなものとなります。

指定文化財と呼ばれるこれらは条件も厳しく、中々なることは難しいのです。




登録の場合は審議はあれど、条件などが緩やかなこともあり比較的簡単になれます。


まぁ、その簡単になれるというのが現状問題が蓄積する要因ともなっているのですが。



行政から見た登録文化財の立場は単なる準備段階にすぎず、だからこそ規制もほぼ無く緩やかなのです。


しかし一般的には指定と登録は混同されており、「この度○○は登録文化財に指定されました」という誤った内容の紹介が蔓延しています。





あくまでも登録と指定は別物なので、登録文化財制度に不満があるなら指定を目指せば良いのにといつも思うわけなのです。


自分が持ってる文化財に対しては他力本願じゃいけませんね。
  

Posted by ハシモトシンジ at 13:39Comments(0)【勤務日誌】

2009年07月22日

0722WED 日食

今日は老いも若きもお天道様を仰ぎ見るかのようなニュースが、朝から晩までバンバンバンでした。


多分先週まで「ダイヤモンドリング」と聞くと、普通にダイヤの指輪を想像していた人も今日に限っては「・・日食?」と返してくるのではないでしょうか。



個人的には日食の原理を理解していても、なんとも気色が悪い現象ですからあまり見たいとは思いません。

白夜もそうなんですが、不自然なんですよね。まだしも煌々と輝く満月のほうが見てて楽しいです。





鹿児島あたりのトカラ・悪石島では残念ながら暴風雨に阻まれたようですが、他の地域ではなんとか見えたようです。


京都でも部分日食が観測できたようですが、残念ながら忘れ去っていました。多分祇園祭の宵山か巡行あたりに被れば話題性はあったのでしょうね。




実際に数年前の宵山に月食がありましたが、かなりの数のカメラマンがお空に向けてスタンバイしてました。


夜更けに入り佳境に入った祭囃子と八坂に向かう山達に合わせて月食が始まり、帰りに合わせたかのように再び月が姿を現す演出は中々思い出深いものでした。
日食と違い、月は元々あたりが暗いですからね。違和感もあまり無かったです。



ああいうものなら、もう一度見てみたいですね。
  

Posted by ハシモトシンジ at 23:30Comments(0)

2009年07月22日

夏に旨いスパゲティー

美山を訪れた際に茄子を買いました。



もちろん他にも色々と買いましたが、今は茄子の旨い時期。大きめのヤツが三つ入りで100円なら買わない手はありません。


一応味見をしてみると、シャクシャクした食感で甘い身でした。




普通に焼いてショウガ醤油でも旨かろうなのですが、ここは一発スパゲティーのソースに入れてしまいましょうか。


軽く揚げてから、トマト入りのミートソースに入れました。




非常に旨い。茄子が別物だとここまで旨くなるんですね。


売ってる野菜はやはり味がないことを再確認してしまいました。そろそろ畑作るかな・・。
  

Posted by ハシモトシンジ at 18:01Comments(0)

2009年07月22日

間に合うのか

富山での関雪展がもうすぐ終わります。



しかし未だに再訪はかなわず。


開会に訪れた時はあまりウロウロとは出来なかったので、心残りがあるんです。




富山には中々行けないので、こういった機会に色々と見て回ったりしておかないと。


しかし開催は来週まで。日帰りはキツい話です。さて・・ どうしますかね。




早くしないと(白海老のシーズンが)終わってしまいます・・。
  

Posted by ハシモトシンジ at 08:23Comments(0)【橋本関雪】

2009年07月21日

0721TUE

兼ねてからの雨で、弱っていた松がへし折れてしまいました。


時間雨量が大きなため、雨樋も処理能力を超えてしまい一部雨漏りが発生した箇所も。

今までは大丈夫だった箇所が漏りはじめたのはショックでした。




一昨日は雨の中、ちょうど良いので雨水の導線を探りに庭に出ていました。

以前に入っていた大工が思慮の浅い人であったようで、建物や庭を痛めるような処理をそこらかしこでしているので、暗渠の新設や雨樋の変更などを速やかに行う必要性があるからです。



その時はまだ松は立っていました。

恐らくは直後に倒れたのでしょう。激しい雨音の中、彼が軋み折れる悲鳴は誰にも届きませんでした。




実はこの松に付けていた支柱を取り外した愚かな庭師がいたせいではありますが、かわいそうなことをしてしまいました。


なんだか今日は寂しい気持ちです。
  

Posted by ハシモトシンジ at 20:34Comments(0)【勤務日誌】

2009年07月19日

旨いつけ麺

北白川の「福仙楼」がつけ麺を始めました。


最初に前を通り過ぎまして、店の前にズラズラと並ぶ「つけ麺」の幟を見つけて違和感を覚えました。


さすがに無い。この幟は無いよ、と思いましたがこの時期のつけ麺はやけに魅力的。

実はアタリのつけ麺に今まで出会った事がないので、迷いながらも入店しました。



京都ではまだ定着していないつけ麺。さて、いかがな物が出て来るやらと少し質問。


「このつけ麺はどんな感じの物です?」

「トマトと白髪ネギが乗った冷麺風のつけ麺です」


・・・冷麺風て。もう少し違う説明をした方が興味が湧くかもだ。


とりあえず食べてみないことには始まらないので、並を注文してみました。大ではなく並にしたのは、ガッカリ系だった時に口直しするため。

ちなみに並が150gで650円、大が300gで750円でした。




さて、しばらくしてようやく出来上がりました。待つ間に見学していましたら、やたらと動きが多かったので多分手がかかっているのでしょう。

トマトも切り置きはしていないみたいです。




まずは一口。


・・・旨い。元々麺自体がイケる店ですから、その辺りはすでにハードルクリアですがつけダレが想像以上に旨い。というか上手い。


濃いめの味付けをされたタレに少しピリ辛の風味付けがされていて、そのまま飲むと濃すぎるのですが麺の形状にズパピタで合ってます。

さらにトマトがいい感じ。少し食べてはトマトでリセットして、舌も新たにまた食べて。




これはかなりハマってしまいそうです。ヤバい物見つけてしまいました・・。またウェイトが上がってしまうじゃないですか。


次回は七味(長文屋)持参で食べに行きたいと思います。つけ麺大を×2で。
  

Posted by ハシモトシンジ at 22:46Comments(0)

2009年07月18日

消えたミント

哲学の道を歩いていると、どこから種が来たのか野生化したミントを見つけた。


最近は園芸種や売り物ばかりを見ていたのだけど、さすがに野生は香りが強い。
ミントと呼ぶよりはハッカと呼ぶのがしっくり来る感じです。




ウチの近くに生えていたこともあり、道すがらに葉を貰っていた。
ミントの香りは精神安定作用があるので、落ち着くのにもってこいなのです。




それが今日、見に行くと・・ 無くなっていました。

辺りの草達ももろともに刈り取られています。





そういえば先日、水道局の造園業者が来ていました。彼等の仕業に違いありません。


軽い怒りとともに、悲しみが訪れました。




仮にも造園を名乗る仕事であるのならば、植物に対するその程度の知識と配慮はあって欲しいところなのですが。


早く哲学の道の管理がまともな方にして頂けるように願ってやみません。
  

Posted by ハシモトシンジ at 17:41Comments(0)

2009年07月17日

京都で遊ぼうART






株式会社エクザムの提供する京都のアートポータルサイト、「京都で遊ぼうART」がもうすぐ公開されます。

一枚噛んだ経緯もあり、内容が早く知りたいところですがまだ本サイトは公開されていません。スタッフブログが一部アップされているので、それなりに進展はしているとは思うのですが。


今まで芸術分野でのポータルなどは美術館の名前と所在地、あとは収蔵品を少しばかりという具合の「ぴ○かよ!!る○ぶかよ!!」という内容の御紹介ばかりでしたが、今回はどんなものが出来上がるのか少し楽しみではあります。

色々と感想を述べるのにも、実際見てみない事にはね。


とりあえず近々とは聞いていますので、7月中には上がってくる事と思われます。



  


Posted by ハシモトシンジ at 12:43Comments(0)【勤務日誌】

2009年07月16日

北観音山にて





献茶会の手伝いを終えてからは町へ。


宵山は人が多いために避ける人も多々あるだろうけど、個人的には寧ろ宵山に町へ出るのが良い。

巡行を明日に控えた山々の勇姿と、祭のクライマックスが間近なことで一種独特の空気が町を包み込んでいるからだ。



祇園祭の熱気圏はこの日にこそ存在している。




囃子に関して言えば通しで聞くことは困難ではあるのだけど、せっかく祭に訪れるのなら八坂参りに行ってから帰るくらいまでは聞きたいものだ。


通りすがりに一番聞いただけではあの良さは理解できないと考える。
それは歌劇をほんの一幕見て、評するのと同じこと。


囃子のリズムが徐々にアップテンポとなり、最後の締めに高らかな笛がなるあの高揚感は祭の善き思い出となるはずだ。





そして今日もお気に入りの北観音山へ訪れて、毎年聞くあの囃子を楽しんだ。


祭囃子を聞くと、なぜだか平素の瑣事などを忘れて楽しい気持ちになる。今夜は良い夢を見られそうだ。
  

Posted by ハシモトシンジ at 23:07Comments(0)

2009年07月16日

八坂祇園御献茶式 副席会記




主 幽静会


会記


床 武者ノ画 浮田一恵斎 画
千種有功 賛

花 時のもの

花入 手付篭

香合 兜 一閑造

釜 蔦地紋尾垂

棚 玄妙斎好 御園棚

水指 祇園山鉾絵 釣瓶 香雲造

薄噐 円能斎好 林鐘

茶杓 円能斎造 銘 長刀鉾

茶碗 赤樂 銘 苔清水 覚入造

替 祇園絵 即全造

蓋置 祇園紋 浄益造

建水 玄妙斎好 砂張写

菓子 葛焼 老松製

器 翡翠鉢 香雲造


以上
  

Posted by ハシモトシンジ at 14:13Comments(0)

2009年07月16日

祇園祭・中村楼献茶会




朝から円山公園の中村楼サンで献茶会に参加してます。


参加と言ってもお茶を頂いてノンビリという訳ではなく、幽静会の水屋手伝いに来てます。




しかし皆様暑いのにたくさん来られるわけで。さすがは祇園祭です。


写真は賄いのお弁当。果たしてきちんとありつけるのでしょうか。
  

Posted by ハシモトシンジ at 10:58Comments(0)