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Posted by 京つう運営事務局 at

2012年10月28日

白沙村荘紅葉通信 Vol.1

今年も紅葉の時期がやって参りました。

最近ではTwitterやFacebookなども皆さん活用されているので、もう白沙村荘でこういう事をやる必要もないのですがそれでも何故か毎年のように更新が続いています。


今年の紅葉は好条件が揃ったと巷では言われていますが、それでも思い通りにはならないというのが自然の営み。
出来れば綺麗に染まって頂きたいとは思うのですが・・。



まずは2009年からの紅葉通信をハイライトで振り返ってみましょうか。



2009年11月12日の紅葉通信



2010年11月22日の紅葉通信



2011年11月28日の紅葉通信



年々歳々、紅葉の時期が遅れて行っているのが良くわかります。
今年も多分11月下旬か・・と言いたいところですが、急激に寒くなっているのでさてどうでしょうか。



紅葉自体はまだ全然始まっていませんので、徐々に写真を撮りつつご報告をしようかと考えています。
今年もお付き合い下さい。


【お知らせ】
白沙村荘 橋本関雪記念館Facebookページでも同時に更新を致します。
白沙村荘 橋本関雪記念館Facebookページ

白沙村荘 橋本関雪記念館Twitterもよろしくお願い申し上げます。 @hakusasonso
  


Posted by ハシモトシンジ at 12:55Comments(1)【白沙村荘】

2012年10月24日

自然の神秘 ダムが綺麗に!

兵庫県にあるダムで、自然の神秘というか生態系のバランスパワーを感じる一件が起きたことについて。



(ダムの状況2012年7月13日)


兵庫県川西市北部の一庫(ひとくら)ダムの水面を覆っていた大量の浮草が今夏、突然姿を消した。蛾(が)の幼虫が大量発生し、食い尽くしてしまったらしい。その幼虫も成虫になる前に魚のエサになったようだ。浮草に悩まされていたダム管理所の関係者らは、自然界の不思議に驚いている。

 大量発生したのは、水生シダ植物の「アイオオアカウキクサ」。水田の肥料にしたり雑草が生えるのを抑えたりするために農業用に改良された浮草で、昨年8月にダム上流で初めて確認された。今年1月には約95万平方メートルの湖面の約2割を占めるほどになり、付近の住民から「気味が悪い」という声も上がっていた。

 ところが、7月半ばからの約2週間で、緑色だった浮草が茶褐色に変化。8月に灰色になった。浮草の面積も急減し、8月半ばにはほとんど消えた。(原文より)


(ダムの状況8月24日)



外来種の浮き草が大量発生し、非常に困っていたところに起こったミラクル・・のようですが、実は自然界にはまま起こることのはず。
特定の何かが過分に増えすぎた時も、それに対応する天敵が現れてバランスを保ち続ける。それが自然界のパワーバランスなんだと思うのです。




このダムの件をわざわざ話しているのは、「昔の白沙村荘の池もこんな感じだったなぁ・・」という思いからです。
あの時は天の助けは全くありませんでしたけどね。ホントに黄緑色してました。懐かしい。





ところで浮き草を食い尽くした蛾の幼虫の写真もありますが、好き嫌いがあると思うのでリンクにしておきます。
怖いもの見たさで 蛾の幼虫 を御覧下さい。苦手な人は開いちゃダメです。




  


Posted by ハシモトシンジ at 21:11Comments(0)【勤務日誌】

2012年10月07日

平成癸巳(25)年干支色紙販売のお知らせ




橋 本 関 雪 筆  寶船(たからぶね)


大晦日の夜には、寶船を描いた紙を枕の下に敷いて寝れば良き初夢を得ることが出来るという、いわゆる験担ぎが流行していました。

「長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな(なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな)」という回文をそこに書き足して、元日から数日の間に良い夢を見れば成功。初夢を見なかった、または悪い夢であった場合には、その紙を折って寶船を作り、川に流してからもう一度同じように紙を枕の下に・・という事をして験直しをします。

江戸に流行りそうな風習ではありますが、出典自体は結構古く室町時代の頃には「初夢」の記載を見ることができます。初夢といえば一般的には寶船よりは一富士二鷹三茄子が有名ですが、これは諸説ありますが大体は富士を不死(長生)、鷹を高(増収)、茄子を成(成功)に掛けたものと言われています。


寶船は文字通りに財を運んでくる存在として、絵によっては七福神を乗せてやってくる縁起の良いものとされています。

この作品は、関雪が妻であるヨネ夫人の死後禅宗へと改修を行い、後に関雪の菩提寺 大津逢坂山の月心寺住職となった村上獨譚老師が当時住職を務めていた、京都嵐山の天龍寺慈済院に収められています。天龍寺はそれぞれの塔頭に七福神を祀っており、慈済院は弁財天を祀る塔頭となります。

慈済院に祀られている弁財天と、当時海運の主力であった「弁財船」をかけて、大きく張った帆に蛇の絵を描いたのでしょう。弁財船は文字通り富を運ぶ船であり、蛇は弁財天の使いとしてよく知られています。

昭和10年頃 作品寸法274・0 ✕ 244・0 cm
京都嵐山 天龍寺慈済院蔵


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今年も橋本関雪の作品を、白沙村荘 橋本関雪記念館にて干支色紙として販売致します。
巳年にちなんで、帆に大きく巳が描かれた寶船(弁財船)を金地にて仕上げました。

価格は1枚3150円。売上は白沙村荘の庭園の維持管理にあてられます。

お問合せ、ご購入の際には hakusasonso@gmail.comまたは075-751-0446までどうぞ。

  


Posted by ハシモトシンジ at 17:54Comments(1)【橋本関雪】

2012年10月07日

月日工房2012 近藤 健、中川ひとみ作陶展



◆月日工房:近藤健、中川ひとみ

2012年10月6日(土)~11日(木)
10:00~18:00(最終日は16:00まで) ※会期中、常駐します。

白沙村荘 橋本関雪記念館 懶雲洞(らんうんどう)※入場無料
(懶雲洞へはレストランNOANOA横通路よりお入り下さい。)











  


Posted by ハシモトシンジ at 05:35Comments(0)【催事情報】

2012年10月03日

伝聞ベイビー

ジャッキー・チェンが尖閣の領有問題で発言をしたとか何とかで、またこの事に対するバッシングがありそうな感じです。

尖閣諸島は中国のもの! ジャッキー・チェンの発言が再び論議の的に



極めて政治的な問題による発言ではありますが、日本での人気が高い香港スターによる発言は物議を醸しそうな気配です。
ジャッキー・チェンといえば酔拳が好きでした。


まぁこの尖閣諸島や竹島の問題は、領土ではなく領有・・つまりそこに含まれる資源を巡る国家間の利害衝突なのですが、その辺りの事は結構伏せられながら報道が加熱しています。



それと一番大きな問題は、中国や韓国の国民たちが虚構の歴史や関係を教えられていると知らない事。
実際には会ってみてイメージが変わったとしても、疑心暗鬼が拭えずに距離は縮まらないので堂々巡りの状態です。

こういう問題は国家間のマクロだけではなく、個人間・家族間または仕事上の関係でも結構頻繁に起こっている感じです。
「初対面の人にいきなり怒られる」「実際の状況を知らない人が、断定的に言葉で介入する」「3者で会えば事実確認がしやすいのに別々に2者で会う」みたいな状況。



これは、誰かが意図的に利己的な解釈をして虚偽を行なっているのが原因なのですが、聞いてる人達はそう思わない善良な人達も多いわけです。そして誤解が生まれて、どこかで食い違いが起こってさらに大きな歪みを生み出す・・という具合ではないでしょうか。




私自身はそういう状況に遭遇しても、無理に誤解を解こうとは全く思いません。
昔はそれなりに努力はしたのですが、30歳超えた人間の脳は一旦思ったことは中々変わりませんので。

悲しいですが、その力を別のことに使うほうが有意義な状況が生まれると考えるわけです。



ちなみに人づてに聞いた事実と思われているその情報は、一般的には「陰口」というのです。
聞いた人がそれをわからない限りは、何ら健全にはならないのですよね。
  


Posted by ハシモトシンジ at 13:26Comments(0)【勤務日誌】