2013年04月29日
橋本関雪作品 簡易鑑定受付開始のお知らせ
白沙村荘 橋本関雪記念館ではメール等による写真での橋本関雪作品の簡易鑑定を行います。
この簡易鑑定は、メールまたは郵送にて頂きました写真から作品の制作年代や画題などを見るものです。
簡易鑑定を希望される方は、メールまたは郵送にて写真をお送り下さい。
お送り頂きたい内容の詳細は以下のとおりです。
(必要写真)作品全体の写真/署名を含む落款部/作品内に書かれた人物や動物などの部分写真(全体を数分割する感じです)/箱のある場合は箱書きの表面と裏面/裏面の捺印部分拡大
鑑定は橋本関雪曾孫、橋本眞次が行います。拝見の後、簡単な所見をお送り致します。
例えば「これって関雪かな?」または「何が描いてあるのかよくわからないので知りたい」などの内容でも結構です。
E-mailの場合は hashimotoshinjikyoto@gmail.com
郵送の場合は 606-8406 京都市左京区浄土寺石橋町37 白沙村荘 橋本関雪記念館 橋本眞次宛 までどうぞ。
皆様がお持ちの関雪作品を拝見出来るのを楽しみにお待ち申し上げます。
[ご注意]
※ 真贋については証明証による本鑑定にて別途行いますので、簡易鑑定では真贋判定を証明する書式などは発行出来ません。
※ 讃の読み下しなども別途依頼によるものなので簡易鑑定では受け付けておりません。
上記の本鑑定内容につきましては hakusasonso@gmail.com まで別途お尋ね下さいませ。
この簡易鑑定は、メールまたは郵送にて頂きました写真から作品の制作年代や画題などを見るものです。
簡易鑑定を希望される方は、メールまたは郵送にて写真をお送り下さい。
お送り頂きたい内容の詳細は以下のとおりです。
(必要写真)作品全体の写真/署名を含む落款部/作品内に書かれた人物や動物などの部分写真(全体を数分割する感じです)/箱のある場合は箱書きの表面と裏面/裏面の捺印部分拡大
鑑定は橋本関雪曾孫、橋本眞次が行います。拝見の後、簡単な所見をお送り致します。
例えば「これって関雪かな?」または「何が描いてあるのかよくわからないので知りたい」などの内容でも結構です。
E-mailの場合は hashimotoshinjikyoto@gmail.com
郵送の場合は 606-8406 京都市左京区浄土寺石橋町37 白沙村荘 橋本関雪記念館 橋本眞次宛 までどうぞ。
皆様がお持ちの関雪作品を拝見出来るのを楽しみにお待ち申し上げます。
[ご注意]
※ 真贋については証明証による本鑑定にて別途行いますので、簡易鑑定では真贋判定を証明する書式などは発行出来ません。
※ 讃の読み下しなども別途依頼によるものなので簡易鑑定では受け付けておりません。
上記の本鑑定内容につきましては hakusasonso@gmail.com まで別途お尋ね下さいませ。
2013年04月21日
哲学の道プロムナードコンサート <124>
昨年は4月に入ってようやく咲き始めた哲学の道の「関雪桜」も今年は早く3月中に既に満開、昨日の雨風でかなり散ったようです。
先にご報告の通り、白沙村荘の大画室存古楼は大規模補修工事が始まり、新展示館の竣工が来春ごろになる見込みで、この間「哲学の道プロムナード・コンサート」は主家瑞米山にて開催することとなりました。やや席数が減り、ピアノは使用できませんが、その落ち着いた雰囲気の中、この機会ならではの企画でお届けしたいと存じます。
その第1回はチェロとハープのデュオです。その優しい調べをぜひ。
哲学の道プロムナード・コンサート <124>
~2013初夏・チェロとハープの優しい調べ~
2013年6月9日(日)午後4時開演 (午後3時30分開場)
♪ ベートーヴェン: 無指定の楽器のためのアダージョ WoO33-1
♪ ベートーヴェン:スイスの歌による6つのやさしい変奏曲 WoO64
♪ シュポア:協奏的ソナタ ニ長調 作品114
♪ マスネ:タイスの瞑想曲
♪ フ ォ ー レ :無言歌 作品17-3
♪ フ ォ ー レ :ノクターン (組曲「シャイロック」作品57より)
♪ フ ォ ー レ :シシリエンヌ 作品78
♪ フ ォ ー レ :パストラーレ (組曲「マスクとベルガマスク」作品112より)
♪ フ ォ ー レ :子守歌 作品16
♪ ラヴェル :ガブリエル・フォーレの名による子守歌
♪ フ ォ ー レ :パヴァーヌ 作品50
♪ ラヴェル :亡き王女のためのパヴァーヌ
演奏: 寺 澤 彩 (ハープ)
太田 道宏 (チェロ )
場所:白沙村荘・主家瑞米山
京都市左京区浄土寺石橋町37 ℡(075)751-0446
料金: 2500円(前売) ・ 3000円(当日)
1500円(学生前売) ・ 2000円(学生当日)
[橋本関雪記念館入館料を含みます。記念館へは開館時間中随時入館できます。]
白沙村荘の主家に響く優雅な調べ――ベートーヴェンとその時代の珍しいハープのためのオリジナル曲とフランス近代の珠玉の作品たちを、その一期一会のコンサートにぜひ。
お申し込みはFAX 075-751-0448 またはE-mail hakusasonso@gmail.com までどうぞ。
2013年04月17日
よね茶会2013 Vol.2
先日更新したよね茶会の様子を、許可がとれたのでアップします。
憩寂庵の外観。1年経ってしっとりとした色に落ち着いて来ましたね。
広間 倚翠亭は待合として使用。床の掛物は長澤盧州の朧月に散桜。物凄く好きですコレ。
小間は濃茶と続き薄にて。床の掛物は一休宗純。これも素晴らしかったです。
持仏堂も13、14日連日の開帳。結構多くの方が見に来られました。
今回会記は一切なし。これはまぁそういうモンだと思って諦めて下さい。
御参加の皆様、本当にありがとうございました。釜をかけて下さった方々にも深く御礼を申し上げます。
2013年04月14日
よね茶会2013
昨日、4月13日に橋本関雪の妻 よね夫人の71回目にあたる追善茶会が催されました。
昨年のこのくらいの時期に一旦おおよその工事が済んだということで、回忌がてら呈茶を催しました。
その折は茶室の再建事業という事もあり色んな方からの申し出があったようで、あまり白沙村荘の事も知らない方が釜をかけたのでやや微妙な結果に終わりました。微妙というのは道具がとかそういう話ではなくて、やはり気持ちが入らないことには良い集まりにならないのですよね。
とくに再建直後の茶室の炉壇が損傷していたこともあり、なんだか残念に思っていたのでした。
しかし今回は願ってもない方からのOKを頂き、席自体もお手伝いの方々もかつてない雰囲気と内容の良さで舞い上がってしまいました。
連日の桜景気で走り回っていた疲れもそっちのけで、安心して茶室に皆様をお連れ出来るという状況がこんなに嬉しいとは思いませんでした。
ご本人の許可を得ていないので写真などは出せませんが、本当にありがとうございました。
特に広間に掛かっていた盧州の朧月に散桜の画が未だに思い出されるくらい好きです。
言っている間に並行して大画室 存古楼の改修工事もスタートしそうな気配です。
ひとまず数年間の間考えていた茶室のことは一旦落ち着けて、今後は存古楼と他の計画を推し進めて行きたいと思います。
2013年04月10日
トノサマガエルの初見観測
京都地方気象台が、ウグイスの初鳴きや桜の開花などの生物的な初動兆候の観測においてトノサマガエルの観測が基準を満たしていない状況にあるとして、初見観測を廃止するとの報がありました。
夕刊には出ているのですが、ネット版には出ていないようで。
これって結構怖い話なんですけどね。重要ですよ。
以前海棲生物や魚類の話になった折にも「イワシが消えれば、経済は破綻する」という内容のものがありました。
一種の極論ではありますが、イワシそしてそれを食料とする中間魚が幾種類存在しているのかって話ですよね。
小さなものから消えて行き、そして中程にいたはずの者達が小さな者の代替になり・・ 最後は大きな者に行き着くわけで。
この初見観測にはホタルだとか、ヒグラシであるとかの生物も含まれていてそれぞれに「季節」を表している特徴的な奴らばかりです。
これって結構重要なのではないですか? 小さな兆候から大きな異変を感じ取るセンサーみたいな。
何というか「カエルを嫌いになっても、地球を嫌いにならないで下さい」みたいな感じ。
白沙村荘にも昔は多くの生き物がいて、せせらぎを見るだけで多くの生物について観察ができました。
今後の計画の中には庭園の苑池のビオトープ化も当然含んでいますが、ホタルやカエル・トンボまたは水棲昆虫などが水族館やペットショップでしか見ることのできない現代っていうのがもはや異常なんですよ。
無事に生き物たちが白沙村荘に帰ってきた暁には、子供たちに開放して存分に観察を楽しんで貰いたいと考えています。
あまりはしゃいで貰っては困るので、お行儀も適度に躾けつつ。
本当は野や山に行くのがベストなんですけどね。最近は保護者や先生が虫などを嫌がりますから・・。
ホント、嫌いにならないで下さい。彼らは季節の代弁者なんですから。
夕刊には出ているのですが、ネット版には出ていないようで。
これって結構怖い話なんですけどね。重要ですよ。
以前海棲生物や魚類の話になった折にも「イワシが消えれば、経済は破綻する」という内容のものがありました。
一種の極論ではありますが、イワシそしてそれを食料とする中間魚が幾種類存在しているのかって話ですよね。
小さなものから消えて行き、そして中程にいたはずの者達が小さな者の代替になり・・ 最後は大きな者に行き着くわけで。
この初見観測にはホタルだとか、ヒグラシであるとかの生物も含まれていてそれぞれに「季節」を表している特徴的な奴らばかりです。
これって結構重要なのではないですか? 小さな兆候から大きな異変を感じ取るセンサーみたいな。
何というか「カエルを嫌いになっても、地球を嫌いにならないで下さい」みたいな感じ。
白沙村荘にも昔は多くの生き物がいて、せせらぎを見るだけで多くの生物について観察ができました。
今後の計画の中には庭園の苑池のビオトープ化も当然含んでいますが、ホタルやカエル・トンボまたは水棲昆虫などが水族館やペットショップでしか見ることのできない現代っていうのがもはや異常なんですよ。
無事に生き物たちが白沙村荘に帰ってきた暁には、子供たちに開放して存分に観察を楽しんで貰いたいと考えています。
あまりはしゃいで貰っては困るので、お行儀も適度に躾けつつ。
本当は野や山に行くのがベストなんですけどね。最近は保護者や先生が虫などを嫌がりますから・・。
ホント、嫌いにならないで下さい。彼らは季節の代弁者なんですから。
2013年04月04日
物書きのモラル
「ちょっとブログに載せたいので、写真撮ってもいいですか?」
この数年はこういう会話が多い。少し前なら、出版社かライターさんくらいしか言わなかったことを一般の人も言う時代となった訳です。
しかし一般の方は文章を書くことに慣れている方も、そうでない方もいらっしゃるので「出来ればそのブログを教えて下さいね。間違いがあるといけないので。」と一応お願いをしています。
大体の方は「わかりました」と快く返答を下さるのですが、たまに「なんで?」とか「いや、文章自体は引用だから大丈夫」とかいう人もいます。この「引用」自体が時に間違っている事も多くあるのですよね。
最近で言えば関雪桜に関する「関雪画伯の死後、莫大な遺産を相続した夫人が桜を寄贈した」という一文。
探しても見つからないのですが、変に広まっていたことを思うとやや著名な方が書いたのでしょうか。で、今は消されてる・・と。
この一文のせいでどれだけの情報修正の手間と時間がかかったことか。当事者がいれば少し怒りたいくらいです。
他にも色々あって「二条城の南側に橋本関雪の遺邸がある(二条城の周辺案内地図に掲載されていました)」とか、「白沙村荘に今は橋本家の人間はいない(じゃあ私達は誰?)」のような情報がクルクル回っているのです。
前者は多分多く持っていた貸家の一つか妾宅。後者は「関雪の孫です」という外戚の方々の影響でしょうか。
こういった間違いというのは、少し訊ねればすぐに解ることながらまだまだ起こりつつあります。
特に最近は記者やライターまでもが一般の人と同じような素人仕事に堕ちてしまい、全然安心ができなくなっています。
そのあたりのキチンと書いてほしいという要望を無視して、間違いを書いて少し注意をされると怪文書を送ったりする新聞記者もいますしね。新聞記者というのは姿勢も文章もプロなんだと今まで思っていましたが違うのかな?
傍らで展覧会のために尽力している同じ社の方々がいると思えば、子どもじみた逆恨みをする記者もいる・・なんか恥ずかしすぎて言葉がない状態です。
しかし世の中そういったモラルの無い人達ばかりではないので、良い人に出会えるように諸方面に目を向けて行こうと考えています。
というか怪文書って・・ 何年前のセンスなんだろうか。
この数年はこういう会話が多い。少し前なら、出版社かライターさんくらいしか言わなかったことを一般の人も言う時代となった訳です。
しかし一般の方は文章を書くことに慣れている方も、そうでない方もいらっしゃるので「出来ればそのブログを教えて下さいね。間違いがあるといけないので。」と一応お願いをしています。
大体の方は「わかりました」と快く返答を下さるのですが、たまに「なんで?」とか「いや、文章自体は引用だから大丈夫」とかいう人もいます。この「引用」自体が時に間違っている事も多くあるのですよね。
最近で言えば関雪桜に関する「関雪画伯の死後、莫大な遺産を相続した夫人が桜を寄贈した」という一文。
探しても見つからないのですが、変に広まっていたことを思うとやや著名な方が書いたのでしょうか。で、今は消されてる・・と。
この一文のせいでどれだけの情報修正の手間と時間がかかったことか。当事者がいれば少し怒りたいくらいです。
他にも色々あって「二条城の南側に橋本関雪の遺邸がある(二条城の周辺案内地図に掲載されていました)」とか、「白沙村荘に今は橋本家の人間はいない(じゃあ私達は誰?)」のような情報がクルクル回っているのです。
前者は多分多く持っていた貸家の一つか妾宅。後者は「関雪の孫です」という外戚の方々の影響でしょうか。
こういった間違いというのは、少し訊ねればすぐに解ることながらまだまだ起こりつつあります。
特に最近は記者やライターまでもが一般の人と同じような素人仕事に堕ちてしまい、全然安心ができなくなっています。
そのあたりのキチンと書いてほしいという要望を無視して、間違いを書いて少し注意をされると怪文書を送ったりする新聞記者もいますしね。新聞記者というのは姿勢も文章もプロなんだと今まで思っていましたが違うのかな?
傍らで展覧会のために尽力している同じ社の方々がいると思えば、子どもじみた逆恨みをする記者もいる・・なんか恥ずかしすぎて言葉がない状態です。
しかし世の中そういったモラルの無い人達ばかりではないので、良い人に出会えるように諸方面に目を向けて行こうと考えています。
というか怪文書って・・ 何年前のセンスなんだろうか。
2013年04月02日
橋本関雪 大画室存古楼改修工事①
【白沙村荘造営100周年事業:大画室存古楼改修(1)】
2013年4月2日、火曜日より念願であった橋本関雪が出品作を制作していた大画室 存古楼の改修工事がスタートしました。
これまでに中画室 懶雲洞、渡り廊下 聞木犀香亭、そして茶室 倚翠亭・憩寂庵が工事にかかり、東日本大震災の影響もあり1年遅れで開始されることとなりました。
計画自体はもう10年近く前からあり、存古楼自体が100年近くの時間を経過して老朽化が進んでいた事から火急の事案でした。
それから資金の目処を立てる計画が先となり、国の名勝指定を受け、補助事業としてようやくかかろうかという矢先に茶室の不審火があり更に遅延。また辿り着いたと思えば、そこに東日本大震災が起こりまた3年がさらに経過・・ という案配での着手となりました。
この建物は大正初期には珍しい木造トラスが1階上部に組まれており、それが中柱無しの大空間をもたせる構造となっています。
しかしこのトラス自体で2階を受けているため、徐々に沈下が始まりさらに1階部の柱や基礎などのさらなる沈下により建物自体がねじれて来ているのです。
今回の工事はそれらを完全に戻した上で、耐震補強も見込んだ工事となります。
華やかなりし京都画壇の画家が製作を行った画室も、往時に近い状況で遺されているものは数少なくなりました。
改修工事の完了は翌年2014年の春に予定されています。一般公開はその間も引き続き行なわれますが、存古楼周辺に規制が入ります。
皆様のご協力とご理解を賜りたくお願いを申し上げます。
2013年04月02日
某新聞の記事と茶室の件
今日は朝から庭の掃除もはかどり、その後も気分よく働いていました。
が、とある新聞記事を読んでから何というか怒りにも似たものがこみ上げてきてしまい、その後鬱々としています。
その記事は白沙村荘の紹介をしている記事なのですが、以前にも若干の誤りがあった記者で「キチンと校正を下さい」とお願いしたにもかかわらず・・今回も校正なし。で、内容を間違うという事になっていました。
何回言えば解るんだ、あの男は。
一番怒りを感じたのは茶室の件。
朝日新聞報道の「白沙村荘茶室火災、漏電か」の記事で世間的に漏電扱いになったんだから、この機会にきちんと不審火であったと書けばよいものを・・全く書いていない。書かないのなら蛇足のごとく最後に書く理由がわからない。
茶室の再建も基本的には借入をしての独力再建なのですが、あの記事の書き方だと「色んな方からの寄附によって再建された」になってしまいます。寄附自体はありましたが全く足りなかった訳ですから、そういう事情を知らずに記事にされると困るのです。
じゃあどうすれば良かったのか。答えは簡単で「茶室の件を書かない」という事。
書くのなら間違いが出ないように取材して、校正を送って・・と当たり前の作業をして貰いたい。それだけの話です。
今回のは当時の状況や、再建されるまでの間に全くコンタクトがなかった人が、適当に書くと妙なことになるという好事例というヤツです。これではネットニュースと何も変わらないですから、新聞の発行が伸び悩むのも致し方無いのではないかと思います。
が、とある新聞記事を読んでから何というか怒りにも似たものがこみ上げてきてしまい、その後鬱々としています。
その記事は白沙村荘の紹介をしている記事なのですが、以前にも若干の誤りがあった記者で「キチンと校正を下さい」とお願いしたにもかかわらず・・今回も校正なし。で、内容を間違うという事になっていました。
何回言えば解るんだ、あの男は。
一番怒りを感じたのは茶室の件。
朝日新聞報道の「白沙村荘茶室火災、漏電か」の記事で世間的に漏電扱いになったんだから、この機会にきちんと不審火であったと書けばよいものを・・全く書いていない。書かないのなら蛇足のごとく最後に書く理由がわからない。
茶室の再建も基本的には借入をしての独力再建なのですが、あの記事の書き方だと「色んな方からの寄附によって再建された」になってしまいます。寄附自体はありましたが全く足りなかった訳ですから、そういう事情を知らずに記事にされると困るのです。
じゃあどうすれば良かったのか。答えは簡単で「茶室の件を書かない」という事。
書くのなら間違いが出ないように取材して、校正を送って・・と当たり前の作業をして貰いたい。それだけの話です。
今回のは当時の状況や、再建されるまでの間に全くコンタクトがなかった人が、適当に書くと妙なことになるという好事例というヤツです。これではネットニュースと何も変わらないですから、新聞の発行が伸び悩むのも致し方無いのではないかと思います。
2013年04月01日
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 Final
皆様こんにちは、本日の桜徒然です。
桜並木の近くを通ると台湾と思しき若い人々が沢山写真を撮っています。
以前からの情報通り、アジア圏の花見客が大勢来られているようですね。
マナー的には台湾が1番。ユーロ圏の方が2番目くらい。他はどっこいどっこいで、実は日本人もそのどっこいどっこいに含まれています。
台湾の方々は、それくらいマナーが良いのです。日本人は・・ 大半がアウトですね。特に若者。
写真を撮るのは楽しいですし、花を見るのも楽しいです。
しかしながらそれは周囲に配慮して、翔び立つ後を濁さずに行えばの話。
ゴミは捨てる、ツバは吐く、通路を塞いでカメラを構える。そういう人が多いと花の良さも色褪せますよね。
さて、本題に戻りまして本日の桜はこんな感じです
。
美しく立ち昇る3つの枝。
今年も花の数が多いです。ワラワラ、ワラワラといった感じですよね。
表通りから。哲学の道の桜並木と東山大文字。
電柱と電線の邪魔さがお分かり頂けるでしょうか。
白沙村荘 橋本関雪記念館のベニシダレザクラと東山大文字。
今年もお付き合いありがとうございました。
また来年もよろしくお願い申し上げます。
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 〜了