京つう

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2009年07月30日

エセ・ジャポニズム






8月1日から選考が始まる「ミス・ユニバース」の日本代表、宮坂絵美里さんがナショナルコスチュームとして着用する衣装に批判が起きている。



牛革レザー製の黒振り袖に、下半身はショッキングピンクの下着とガーターベルトというド派手な衣装だが、これに対し、帯職人や着物の販売店がデザイナーに直接抗議しているほか、デザイナーのブログにも「日本が誤解される」などと1000件以上の抗議が寄せられているのだという。


しかしその抗議や批判に対し、デザイナーの緒方義志氏はブログで《今年の狙いは、「着物は奥ゆかしき日本人女性の象徴である」という現代の日本人が作り上げた妄想と、「着物は未来永劫変わってはならない」という、これまた現代の日本人が勝手に作り出した不文律の否定》としたうえで、《日本人女性には世界を虜にする情熱的で官能的な一面がある》などと釈明している。

(ソース)http://www.zakzak.co.jp/gei/200907/g2009072804_all.html




「ファッション」としての是非はともかくとして、これもまた最近流行りのエセジャポニズムの一例となる話。


最近は「なぜそこで日本の文化芸術を引き合いに!?」というパターンが非常に多く見られ、今回のコレもデザイナーの緒方氏の「義志」が着物再興を目指すブランドという触れ込みでなければ、さらにミスユニバースの衣裳でなければ国内での注目も批判も少なかっただろうか。




海外での日本に対する良い意味での幻想を逆手に取り、着物や日本画を奇抜な手法で見せる手法は今に始まった話ではありません。


しかし、屏風絵の日の丸にカーネルサンダースのアレや今回のコレは・・酷い。酷すぎる。





衣裳の件で言えば、別に着物の未来など憂いて頂かなくても結構だし、山本某のカーネルサンダースだとかは別に屏風絵にして頂かなくても結構。


今まで日本を意識せずに、基本がおざなりになったままで世界を相手にする為だけに「日本」を騙らなくても結構ってことです。好きな表現手法で好きにやればいいではないですか。





一つ誤解があるとすれば、今回のデザイナーが出してきた衣裳は「和服」ではなく「和風味の衣裳」だと思うのですけどね。

着物に関して素人の方に色々言うのも大人気ない話ですが、痛いニュース(ノ∀`)に出ていたアダルトビデオの衣裳の方がまだマシなのも否めない事実です。



さて、後はミス・ユニバースの結果次第ですね。



Posted by ハシモトシンジ at 23:03│Comments(0)
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