京つう

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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年12月29日

慈照寺研修道場国際交流 in 香港 Vol.5

さて、長艸敏明先生の公演が終わり昼休みになりました。
スケジュールを見ると、どうやらこの後は場所移動の予定。

会場を移して千宗屋宗匠→珠寶師範→高橋拓児先生の流れですね。
次の会場は結構街中にありました。先ほどまでいたのは山の上の方だったんですが、色々なお店に混じって香港大学のU-spaceという施設があり、そこでどうやら午後のプログラムが行われるみたいです。


昼食を挟んで、まずは武者小路千家の千宗屋宗匠からスタート。




先の会場はMAXで多分60〜80くらいだったように思いますが、この会場は120くらいのキャパがありました。
それがみるみるうちに埋まって行きます。立ち見の方も出始めました。

なので、この写真を撮った直後に席を立ち裏方へと回ります。
身内が席に陣取っちゃあ本末転倒ですしね。香港の方々に見て頂かないと。









裏方で色々やっている間に今度は、慈照寺花方 無雙新古流 珠寶師範の立花が始まりました。





これもまた遠くからしか見ていませんが、所見ではないので人に譲るべきでありましょう・・。
出来上がりの花もスキっとした良い姿です。





そしてトリに京料理木乃婦の高橋拓児先生が登場。




これがまた話が上手い! 料理も旨いと思いますが、それに負けず劣らずに話し方が良いんですよね。
正直「しまった」と思いました。私の出番が最初だったことと、言葉の壁を意識するあまりいつもの「笑いを取りに行く」ことを躊躇ってしまったのですが・・。

高橋先生、いや高橋師匠はとりあえず笑わせながら話のペースをアッという間に作ってしまいました。
これは凄すぎる・・。見習わないといけませんね。

ちなみに高橋師匠は昨日、今日はひたすら裏方で、解説する料理の仕込みをされていました。
あまり出しゃばってもいけないかとは思いながらも、こっそり飾り葉の向きを揃えたりとか色々してたんですけどね。

腕がパンパンと仰っていたので、最初から手伝えば良かったのかもしれません。




そうして初日は終わり、大半の出番が消化された事で夕食会は昨日よりも更なる盛り上がりを見せたのでした。



<続く>




  


Posted by ハシモトシンジ at 17:03Comments(0)【勤務日誌】

2011年12月21日

来年の干支


【富嶽雲龍】


【春節祭図】


今年も白沙村荘 橋本関雪記念館では、新年に向けて干支色紙を作りました。

【春節祭図】は神戸生まれの関雪らしい、春節祭の龍舞を赤青の衣装を着た可愛らしい唐子が踊る画で、12年前に作りましたものを再度作成しました。
【富嶽雲龍】は富嶽を覆う雲を晴らすかのように、龍が渦巻きながら空へと翔び上がる場面を描いたもので、四条新町の京料理木乃婦さんの協力を得て本年に新しく作成したものです。

特に富嶽雲龍は、富嶽(富士山=日本)を覆う雲(暗雲)を晴らし、空高くへ飛び上がる意味で描かれている「護国の龍」でもありますので本年の様々を想い使わせて頂きました。


本色紙は白沙村荘 橋本関雪記念館にて販売もしておりますので、ご希望の方は 075-751-0446、または hakusasonso@gmail.com 白沙村荘事務局までお問い合わせください。


  


Posted by ハシモトシンジ at 14:38Comments(0)【勤務日誌】

2011年12月20日

慈照寺研修道場国際交流in香港 Vol.4

さて、前座の役目を無事果たせたようで、ホッと一安心。
上手く出来たかどうかというより、場を温めて後につなげることが大事なのです。

なんせ初日は私以外全部実践者ですから。見るに優る物なしって話でして。
巧みに話して伝わったとしても、それは実際の何分の1くらいなのです。


なので今回の流れは、橋本関雪という画家が日本国にいましたという事に重点を置いています。
(1)彼は当時の日本画家としては珍しく、大陸の文化を題材とした作品を多く描いていました。
(2)そういった事は彼の育った環境の影響であり、非常に大陸の文化に関雪は精通し憧れていました。
(3)白居易、杜甫などの詩からの題材で描かれた作品の紹介
(4)大陸の文人墨客達との交流を示す資料や、コレクションの紹介。といった感じ。
 
まずは橋本関雪自体の事を知ってもらわないと、話が進みませんからね。
配布物で補完する手もありましたが、でもまぁ顔見て話する方が伝わりやすいこともありますし。
とにかく「関雪って画家は、大陸文化が大好きで憧れていたんですよ。」という事を皆さんに知って貰いまして、共感を得るということが目的。それはなんとか成功したのかなと思います。




と、反省を交えながらフゥと腰を下ろしていると次は京刺繍の長艸敏明先生の講演が始まりました。




長艸敏明先生は刺繍のスペシャリスト。大陸にも刺繍文化があり種々多様な民族が独自の紋様を糸で紡ぎ出していますので、それ自体は珍しくはないのです。しかし日本で根付いた刺繍は着物と相まって、独特の進化を遂げていますからこれは皆さん興味深いのではないでしょうか。


国や地域によって、刺繍する紋様の内容も基調となる色彩もやはり違います。
その辺りをまずは知ってもらうという意図なのか、聖徳太子の説明とその文化遺産となる古裂地に施された紋様の解説が始まります。
聖徳太子自体、日本以外ではマイナーな存在だと思いますが皆さん熱心に聞きいっておられました。

そして一通り話が進んだ所で先生の作品を纏った出演者たちが次々と登場。







これはもう大盛り上がり。やっぱり着物は強いですね。
共通文化である刺繍。そして日本独特の優しい色の絲が織り成す画のような花模様。
フラッシュとシャッターオンに包まれて、まずは第1日の1部が過ぎ去って行きました。


個人的には出番が終わりましてお客さんサイドに回って楽しんでいたので、気楽に楽しませて頂きました。
さて・・次は場所移動して武者小路千家の千宗屋さんの出番となります。


<続く>




  


Posted by ハシモトシンジ at 05:23Comments(0)【勤務日誌】

2011年12月15日

京発見!ミュージアムへ行こう

京都市内博物館施設連絡協議会、通称「京博連」というものがあります。

時折展覧会のポスターやリーフレットの下に「京博連」というロゴがあるので、何となくは知っている方もあるかもしれません。
平成4年から発足し、今では加盟館が200以上となった京都市内の博物館施設・・世間で言う美術館などが関係する大きなグループです。


今までは「京のかるちゃーすぽっと」という冊子を作成し、頒布していたのですが今年から持ち歩きに便利な小冊子ができたようです。





以前の「京のかるちゃーすぽっと」では、英訳も完全対応していましたが今回は軽量化のためか日本語のみ。
小さいながらも情報はキッチリと詰まっています。


メジャーな国公立の美術博物館から、近年に開設された博物館まで完全網羅。
逆に全部知っている人がいたらコレはすごいと思います。本気で。美術関係じゃないのも入ってますしね。




一般書店にも置いてあるそうですが、ご希望の方で探すのが面倒な方は白沙村荘までお尋ね下さい。
即時郵送して差し上げますので。


  


Posted by ハシモトシンジ at 18:12Comments(2)

2011年12月14日

白沙村荘ホームページがリニューアルしました



2011年12月14日より、白沙村荘 橋本関雪記念館のホームページ(以下Web)がリニューアルしました。


1999年にVer.1をアップしてから、リニューアルを繰り返し今回はVer.7となります。確か。
今まではなんとか自分で作成、更新などをやって来ましたがそろそろ限界も来ているので今回からはEKZMさんの協力で作成が進んでいます。


現状のWebでは連動していなかったFacebookなどにもリンクが貼られています。


今後は現在行われている改修工事に絡むページや、作品紹介なども随時追加していく予定です。
ご高覧下されば幸いです。
  


Posted by ハシモトシンジ at 14:31Comments(0)【勤務日誌】

2011年12月11日

慈照寺研修道場国際交流in香港 Vol.3

さて、講演会当日。皆さんご存知のように香港では広東語が会話のメイン。

なので・説明<日本語>→通訳<広東語>という手順が短いスパンで必要となります。
私の場合は・説明<日本語>→通訳<北京語>→通訳<広東語>と手順が一つ増えましての講演ですから、持ち時間1時間15分でもやはり話す時間は40分以下にしなければいけないと考えていました。

ちなみに北京語の通訳を奈良教育大学の谷川雅夫先生に、広東語の通訳は香港大学のT.K.タン先生にお願いしました。


通訳してもらう際には、相手は自分よりも能力の高い人でないと誤訳が多いですからね。この布陣なら大安心です。





さて、そろそろ講演も始まるのかなという時間帯が近づいてもあんまり人がいません。
「もしかしたら20人くらいか? まぁそれもよし」と思いつつ、少人数だった場合の説明などのシミュレートを組み始めます。
普段は何も資料なしで説明することが多いので、この辺りの臨機応変さには自信があります。

今回のメインは「橋本関雪という画家のことと、彼に影響を与えた中国の文人たちの作品世界」を皆様に知って頂くこと。
時間的には大味になるかも知れませんが、まぁ一つのきっかけですし。足らずまいは聞いて頂ければ良いんです。






そして講演開始時間。

席が埋まり、一部立ち聞きの方も出ました。数えるのを失念して居ましたが多分60〜80人くらい?
最初のあたりは基礎知識から入り日本にこういう画家が居たこと、日本画壇が明治から辿った道、そして彼を育んだ環境とそこから生まれた作品世界の解説を行います。

当初、大学へ向かう道で交通事故が起こったようで15分遅れで講演が始まりましたので、気を使って15分早く終わらせましたがどうやら全体を15分ズラす予定であったらしく残り時間は質疑応答となりました。



若干「しまったな」と思いましたが、コレが功を奏して不明や疑問点などを皆さんストレートにぶつけて下さり、ググっと興味が深まったようです。しかし短縮の方法として作品の個別解説と、それを描いた時期の関雪の置かれていた状況を省略したのはやはり良くなかったかもしれません。反省、反省。質疑応答が無ければ危ないところでした。

他の方と違って関雪単体は日本文化の代表的な存在ではなく、しかも私自身が作家や実践者ではないので「実地で見せる」事ができませんからね。もう少し国際的な環境で内容組み立ての場数を踏まなければいけませんね。




そして次の公園は、京縫の長艸敏明先生。
なにやら皆さんが「ファッションショー」という単語を口に出しています。

? あまり内容を知らされていないのでよく解っていませんが、話し終わってお役御免の身となりましたのでこの後は客席に入り楽しみましょうか。今から何が起こるのか興味津々です。


<続く>









  


Posted by ハシモトシンジ at 14:23Comments(0)【勤務日誌】

2011年12月09日

中国近代絵画と日本







京都国立博物館にて新年に行われます特別展、「中国近代絵画と日本」に関連した集荷の立会い中です。

前回は園田湖城の篆刻した印と、それが押印された関雪作品が。こんかは関雪の大陸関連のスケッチが幾つか展示されます。


詳しい情報は京都国立博物館オフィシャルサイトまで。
  


Posted by ハシモトシンジ at 13:17Comments(0)

2011年12月08日

慈照寺研修道場国際交流in香港 Vol.2







香港大学での東山文化講座のフライヤー。

ちなみにコレを見たのは香港に行って、下見の最中でした。
もう一丁大きなポスターもありました。此処に至ってようやく「東山文化」が今回の主題であることが判明。


判明というか、慈照寺研修道場の成立の根本を考えたら大前提なんですけどね。
「関雪の話を・・白沙村荘の話を・・」と聞いている上に、他にもお話をされると聞いていたので意識してなかったんですね。





しかし内容を変える時間があるのか?

この後の予定は・・? 夕食後にとりかかる時間はあるのか・・?





結果を言うとまるでありませんでした。

下見から以降はというと揺れるお船に乗ったり、夜景を見たり、レストランのウェイターさんに根気よくテレパシーを送ったり。
そんなこんなで12時となりました。ハハハハハ。



時間はありませんでしたがとりあえず3時に起きて、パワポに若干の修正などを加えながら頭の中にあった原稿を具現化。
とりあえずカブってしまうと気まずいので、東山文化関係の内容はあえてゼロにしてみました。
なぁに、いざとなればアドリブで語ればいいんですよ。





そして当日は容赦なくやってきたのです。

先発・・ しくじれば残りの日程は針のむしろ。
死んでも場を温めねば。この時の頭の中は「どうやって笑いを取るか」で満たされていたわけで。


多分寝不足で少しイカレていたんだと思いますが。



<続く>

  


Posted by ハシモトシンジ at 20:25Comments(0)【勤務日誌】

2011年12月06日

慈照寺研修道場国際交流 in 香港 Vol.1

アレは確か夏の辺りでしたか。慈照寺の方面から「今度香港で話をしませんか?」と言われ、あまり深く考えずに「了解です! お任せ下さい」と快諾した所から話が始まります。

多分何か国際交流の一環かな? 慈照寺の研修道場では度々国際交流プログラムを行われていますから。
詳しくはここから。フランス、台湾、香港など。



しばらくは「何話そうかな〜」といつもの軽いノリで構成などを推敲していたのですが、初日のプログラム構成を聞いて少し動きが固まったのはナイショです。以下、その時の様子。



初日1・【遡源尋流】白沙村荘 橋本関雪記念館 橋本眞次

ゑ? 先発ですか。怖いなぁ。(←まだ笑ってる)



初日2・【針線弘法】京刺繍作家 長艸敏明 (←ちょっと固まった)

初日3・【茶能説法】武者小路千家 宗匠 千 宗屋 (想定内)

初日4・【花可解語】慈照寺花方 無雙新古流 珠寶 (想定内)

初日5・【素食能精進妙境】 京料理 木乃婦 高橋拓児 (段々真顔に)



・・・メンバーにかてて加えて先発って。これは失敗できないですね。
「よ〜し、場を暖めておきますよ〜」とかアホなノリでやってしまうと、足元をすくわれかねませんなぁ。

しかもまとまりがあるようで実はあんまり無いメンバー構成なわけで。後の先が得意な自分としてはやや不向きな気がします。





でも・・ やるしかない。やらねばならぬ、何事も。
紅葉シーズンが到来しバタバタしているうちに香港への旅路につきました。

ちなみに機上においても当日の話す内容は、まだ完全に決まっていませんでした。ウンウン。




そして、香港到着。



公演会場となる香港大学美術博物館の外観。




どうやらこの展示室内で話をするみたいです。
思ったよりキャパシティが無いみたい。この方がやりやすいとガッツポーズ。






さて、ホテルで最終の詰めをしますかと甘く考えていました。













この下見の時までは。


<続く>  


Posted by ハシモトシンジ at 13:27Comments(0)【勤務日誌】