2009年07月16日
北観音山にて
献茶会の手伝いを終えてからは町へ。
宵山は人が多いために避ける人も多々あるだろうけど、個人的には寧ろ宵山に町へ出るのが良い。
巡行を明日に控えた山々の勇姿と、祭のクライマックスが間近なことで一種独特の空気が町を包み込んでいるからだ。
祇園祭の熱気圏はこの日にこそ存在している。
囃子に関して言えば通しで聞くことは困難ではあるのだけど、せっかく祭に訪れるのなら八坂参りに行ってから帰るくらいまでは聞きたいものだ。
通りすがりに一番聞いただけではあの良さは理解できないと考える。
それは歌劇をほんの一幕見て、評するのと同じこと。
囃子のリズムが徐々にアップテンポとなり、最後の締めに高らかな笛がなるあの高揚感は祭の善き思い出となるはずだ。
そして今日もお気に入りの北観音山へ訪れて、毎年聞くあの囃子を楽しんだ。
祭囃子を聞くと、なぜだか平素の瑣事などを忘れて楽しい気持ちになる。今夜は良い夢を見られそうだ。
Posted by ハシモトシンジ at
23:07
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2009年07月16日
八坂祇園御献茶式 副席会記
主 幽静会
会記
床 武者ノ画 浮田一恵斎 画
千種有功 賛
花 時のもの
花入 手付篭
香合 兜 一閑造
釜 蔦地紋尾垂
棚 玄妙斎好 御園棚
水指 祇園山鉾絵 釣瓶 香雲造
薄噐 円能斎好 林鐘
茶杓 円能斎造 銘 長刀鉾
茶碗 赤樂 銘 苔清水 覚入造
替 祇園絵 即全造
蓋置 祇園紋 浄益造
建水 玄妙斎好 砂張写
菓子 葛焼 老松製
器 翡翠鉢 香雲造
以上
Posted by ハシモトシンジ at
14:13
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2009年07月16日
祇園祭・中村楼献茶会
朝から円山公園の中村楼サンで献茶会に参加してます。
参加と言ってもお茶を頂いてノンビリという訳ではなく、幽静会の水屋手伝いに来てます。
しかし皆様暑いのにたくさん来られるわけで。さすがは祇園祭です。
写真は賄いのお弁当。果たしてきちんとありつけるのでしょうか。
Posted by ハシモトシンジ at
10:58
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