2013年06月30日
梅雨半ば
今年は空梅雨の上、気候も涼やかで過ごしやすい毎日です。
雨が時折しか降らないので、苔や庭木などが少し心配ではありますが、人や建物にとっては雨が少ない方が安心なわけです。
白沙村荘でも現在改修工事が進んでいますが、やはり大半は雨漏りなどによる腐食であり、他の要因は殆ど無いようにも思います。
無理な雨樋の付け方や、通し方。複数の樋を一つの鮟鱇に突っ込むなど。
また、最終の排水に関しても建物のすぐ近くに直接排水をする、水の逃げ場の無い奥まった辺りに排水するとか。
悪意があるようにしか見えない工事です。無いのなら、今すぐ廃業した方が良いですね。知識が無いのですし。
今回の工事では、とにかく雨水の行き先、捌き方を徹底的に論議して建物側でも地上側でも庭園と建物を痛めない様に配慮しています。
大雨の日に水の流れを見に来いと言った後、早速に大雨の中を歩き回っていた設計管理者の努力の賜物ですね。
もう雨が怖くない状況が、一日でも早く来る事を願います。今まで渡り廊下、中画室、茶室が直され2015年までに大画室、正門、茅門、持仏堂、主家などが改修予定です。
新美術館の建設も、この後の公聴会と申請を経て何とかお盆明けには始まる事でしょう。
相変わらずの工事続きですが、もうしばらくよろしくお願い致します。
雨が時折しか降らないので、苔や庭木などが少し心配ではありますが、人や建物にとっては雨が少ない方が安心なわけです。
白沙村荘でも現在改修工事が進んでいますが、やはり大半は雨漏りなどによる腐食であり、他の要因は殆ど無いようにも思います。
無理な雨樋の付け方や、通し方。複数の樋を一つの鮟鱇に突っ込むなど。
また、最終の排水に関しても建物のすぐ近くに直接排水をする、水の逃げ場の無い奥まった辺りに排水するとか。
悪意があるようにしか見えない工事です。無いのなら、今すぐ廃業した方が良いですね。知識が無いのですし。
今回の工事では、とにかく雨水の行き先、捌き方を徹底的に論議して建物側でも地上側でも庭園と建物を痛めない様に配慮しています。
大雨の日に水の流れを見に来いと言った後、早速に大雨の中を歩き回っていた設計管理者の努力の賜物ですね。
もう雨が怖くない状況が、一日でも早く来る事を願います。今まで渡り廊下、中画室、茶室が直され2015年までに大画室、正門、茅門、持仏堂、主家などが改修予定です。
新美術館の建設も、この後の公聴会と申請を経て何とかお盆明けには始まる事でしょう。
相変わらずの工事続きですが、もうしばらくよろしくお願い致します。
2013年06月02日
橋本関雪 大画室存古楼改修工事②
白沙村荘造営100周年記念事業の計画報告です。
現在は橋本関雪が官展の出品作を制作していた画室、存古楼(ゾンコロウ)の改修工事が進んでいます。
格天井の一部を抜いて長物でジャッキアップしています。
この工事は建物の傾きを修正するために、梁を持ち上げて水平に戻す為に行なわれています。
同時に天井部の構造支持や配線の敷き直しなども行なわれいます。
また工事が進む段階で、お知らせをしたいと思います。
現在は橋本関雪が官展の出品作を制作していた画室、存古楼(ゾンコロウ)の改修工事が進んでいます。
格天井の一部を抜いて長物でジャッキアップしています。
この工事は建物の傾きを修正するために、梁を持ち上げて水平に戻す為に行なわれています。
同時に天井部の構造支持や配線の敷き直しなども行なわれいます。
また工事が進む段階で、お知らせをしたいと思います。