2013年03月26日
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 Vol.5
皆様こんばんは、本日の哲学の道桜徒然です。
やはり昨日は日が暮れてからしか桜に辿りつけず、更新は早々に諦めてしまいました。
しかし気温が低めに推移していますので、開花自体は全然進んでいないのですよね。
先週の爆発的な開花が嘘のようです。
さて、今日の様子はこのような感じです。
うっかりカメラを持って出るのを失念していて、iPhoneの内蔵カメラで撮っていますので色々と御容赦下さい。
遠目に見ても並木が淡く桜色に変わっていく様子が見て取れます。
後は・・ 気温ですね。温かい日があれば。
ではまた明日。
2013年03月24日
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 Vol.4
こんにちは、3月24日の哲学の道関雪桜 桜徒然です。
花は咲くとも言いますが、笑うとも言うよねと昨夜会食の席で言っていました。
ちょうど桜が咲きはじめたので、その話題からの流れですが「咲く」というのはどうやら日本だけのようです。
中国の文化圏では「開花」なので、単純に花が開く様子のみを表します。
日本というのはホントに花鳥風月に関する言葉が豊富ですよね。
さて、今日も桜の様子を見に行きました。昨日よりも増えてますでしょうか?
随分と増えてきています。今日も昼前から暑いくらいの陽気なので、夕方にはまだまだ咲くのでしょうね。
一応参考までにと、昨年度における今日くらいの開花した日のブログリンクを貼っておきます。
これで大体の予想はできるでしょう。
2012年4月4日の桜の様子
明日は更新できるかどうか微妙ですが、頑張ってみたいと思います。
2013年03月23日
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 VOL.3
皆様こんばんは、今日も京都は冷え冷えとして暖房がないとやや寒いくらいの感じです。
しかし陽射しは暖かであったようで、桜の開花スピードは依然衰えることはありません。
昨日撮影したつぼみが本日見事に咲きましてございますよ。
明日の日曜日はどのくらい咲いてしまうのか。そしていつまでもつのか・・・。(花ではなく体力が)
とりあえず今日からは「何分咲きですよ」という内容で更新をします。
そして南禅寺方面から来る方に一つ。今出川に出た後、後ろを一度振り向くべきだと言っておきます。
山を背景に咲き誇る桜ってのは良いものですよ。特に銀閣寺交番の北側、疎水越しの山と桜は絶景です。
そのままバスに乗って清水or京都駅周辺? 冗談じゃないですよ、ここまで来て。
絶対に見て帰って下さいね。
2013年03月22日
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 Vol.2
皆様おはようございます、本日も朝から冷え込んでいますが天候も回復して日中は暖かな陽気だそうです。
本当でしょうか・・? かじかむ手をさすりながら本当に暖かくなることを祈るばかりです。
さて、昨日は結局暗くなってからしか桜を見ることが出来なかったので更新出来ませんでしたが、本日は朝から行って参りました。
おかげ様で身体はすっかり冷え込んでしまった訳です。でも綺麗だったので気持ちがスッキリしました。
京の哲学の道の桜はこんな感じです。
今にも咲きそう・・。
全体的にはまだこんな感じです。
待機中のつぼみ達。
開いてきてはいますが、まだ数日はかかりそうな気配がしますので今日花見に行くのなら出町柳から御所西あたりのエリアが良さそうです。
ではまた明日。
2013年03月20日
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 Vol.1
こんにちは、3月20日の桜徒然です。
今日は昨日の暖かさが嘘のように寒気が差し込んで、一枚余分に着ないといけないくらいの冷え込みです。
しかしながら桜は昨日の暖かさを信じこんでしまったようで開き始め、僅かながらも中の桜色が見えて参りました。
開花予想はこの分だと26日、満開が30日くらいでしょうか。
いつものことながら、咲くときは慌ただしく咲きます。この桜達は。
今年は台湾からたくさんの花見客が予定されているそうで、せっかくの花見ならば晴天が続けば良いのにと思います。
しかしながら花の時期には雨と花冷えが付き物でして。日本まで来て風邪を引かないようにと願います。
ちなみに花の蕾には不思議なパワーがあって、咲いていない桜の木でも近くにいると精神安定・集中力増強などが期待できるようですよ。
今の時期、開花前の桜のつぼみを眺めながら日向ぼっこしつつランチなどいかがでしょうね。
2013年03月19日
京都哲学の道 関雪桜 桜徒然2013 Vol.0
今年も黄砂と花粉が舞い始め、啓蟄から三寒四温をくぐり抜けつつようやく小春日和に向かい始めました。
恒例の桜に関する更新を、今年も元気よく始めたいと思います。
さて、桜の状況はまだまだなので例によって「関雪桜」についてのお話から入りましょうか。
関雪桜とは哲学の道の北端(北白川今出川)より南端(若王子神社)までの疎水分線沿いに植樹された桜並木の総称です。
名前はこれらの桜が橋本関雪夫妻により京都市に寄贈されたことに由来しています。
大正10(1921)年に関雪がようやく画家として立ちゆくようになった事を契機に、お世話になった京都の方々に何か御礼ができないものかとよね夫人に相談したことから話が始まります。その話の中でよね夫人が「昨今世の雰囲気がとても暗いので、華やかになるような物を植えてはどうか。」と提案したことから桜を寄贈する事になったと言われています。
この辺が京都検定などで間違って出題される「よね夫人が植えた桜」という話の元になっています。
しかしながら大正期の夫婦関係で、未亡人でもないよね夫人が夫を差し置いて桜を寄贈するなんてことはまずあり得ません。
そうして大正11(1922)年に関雪夫妻から360本の、京都市から180本の桜が哲学の道に沿って植えられました。
その後も大正14(1925)年、昭和8(1933)年に入れ換えや再植樹などがされたようです。
白沙村荘の向かい側に建つ石碑は、よね夫人の死後に関雪が建てたもので桜と夫人についての七言絶句が刻まれています。
橋本関雪FBページ 関雪桜の詩碑
今年も桜は美しく咲き誇り、訪れる人の目を楽しませることでしょう。
夫妻の願いどおり、桜によって常日頃の憂さや日本を取り巻く世情の暗さを忘れながら笑顔となるに違いありません。
2013年03月08日
春季展 「よね忌の茶道具」
白沙村荘 橋本関雪記念館では、2013年3月11日(月)から5月12日(日)までの期間、春季展を開催致します。
毎年春の時期は橋本関雪夫人よねの回忌に合わせまして、夫妻所縁の茶道具と掛け物を展示しております。
【展示作品】
・配所 1911年 絹本着彩六曲屏風
・緋桃白鵞 1924年 絹本着彩軸装
・柳堤春霞 1911年 絹本着彩軸装
・梅花図 1793年 両峯道人筆 紙本墨彩軸装
・桑木繊手 1911年 絹本着彩軸装
・朧月 1943年 絹本着彩軸装 [初展示]
・聖観音像 1933年 紙本金彩軸装
・涅槃図 大津絵 1700〜1800年頃 紙本着彩軸装[初展示]
・月下帰帆 1938年 絹本淡彩軸装
・観世音像 1933年 紙本淡彩軸装
・天女地紋丸釜 1938年 図=橋本関雪 作 =大西浄長
・白樂茶碗 銘 「春霞」「薫風」 図=橋本関雪 作=関雪夫人よね
・遺筆写薄茶器 「夢」「露」 作=11代中村宗哲
・絵御本 月にホトトギス水指 図=橋本関雪 作=清水六兵衛
・伊羅保菓子鉢 図=橋本関雪 作=華中亭道八
他 茶碗、水指、経筒釜など
休館日=なし
開館時間=10時より17時まで(入館受付は16時30分まで)
入館料=一般 800円 学生 500円
※入館料には庭園と展示室の見学が含まれています。
毎年春の時期は橋本関雪夫人よねの回忌に合わせまして、夫妻所縁の茶道具と掛け物を展示しております。
【展示作品】
・配所 1911年 絹本着彩六曲屏風
・緋桃白鵞 1924年 絹本着彩軸装
・柳堤春霞 1911年 絹本着彩軸装
・梅花図 1793年 両峯道人筆 紙本墨彩軸装
・桑木繊手 1911年 絹本着彩軸装
・朧月 1943年 絹本着彩軸装 [初展示]
・聖観音像 1933年 紙本金彩軸装
・涅槃図 大津絵 1700〜1800年頃 紙本着彩軸装[初展示]
・月下帰帆 1938年 絹本淡彩軸装
・観世音像 1933年 紙本淡彩軸装
・天女地紋丸釜 1938年 図=橋本関雪 作 =大西浄長
・白樂茶碗 銘 「春霞」「薫風」 図=橋本関雪 作=関雪夫人よね
・遺筆写薄茶器 「夢」「露」 作=11代中村宗哲
・絵御本 月にホトトギス水指 図=橋本関雪 作=清水六兵衛
・伊羅保菓子鉢 図=橋本関雪 作=華中亭道八
他 茶碗、水指、経筒釜など
休館日=なし
開館時間=10時より17時まで(入館受付は16時30分まで)
入館料=一般 800円 学生 500円
※入館料には庭園と展示室の見学が含まれています。
2013年03月05日
啓蟄の陽射し 2013/03/05
昨日までの寒さがまるで嘘のように、今日は暖かな陽射しが庭中を包んでいます。
それもそのはず、本日は二十四節気の一つ「啓蟄」なのですから。
啓蟄は「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と暦に記されていますが、虫ならずとも我々も陽気を感じてそろそろ外に出たいところですよね。
啓蟄には七十二候ありまして、初候は蟄虫啓戸(チッチュウコヲヒラク)。要するに冬蘢りの虫が出て来るとされ、次候は桃始笑(モモハジメテワラウ)つまり桃の花が咲き始める頃を指します。そして末候になると菜虫化蝶(ナスムチョウトカス)と言われ、これは青虫が羽化して紋白蝶になる頃であるとされています。
待ち望んだ春が間近に迫っているような、気持ちのよい陽射しではありますが・・まだ油断はできませんよね。
昼夜の温度差で春風邪をひかないように皆さんも気をつけて下さい。
2013年02月28日
レストランNOANOA メニューリニューアル
レストランNOANOA(ノアノア)のメニューが大幅にリニューアルされました。
今までよりもリーズナブルに、そしてセットメニューもアラカルトメニューも充実した新メニューです。
◎11:00〜17:00までのメニュー
[アラカルト]
・ゴルゴンゾーラチーズと野菜の冷製チーズフォンデュ(大根、人参、セロリ、キュウリ、プティトマト) ¥450
・タコのカルパッチョ 無国籍ピリ辛ソース ¥450
・自家製海の幸の瞬間スモーク ¥750
・シーザーサラダ(2種類のチーズと温度卵乗せ) ¥700
・京赤地鶏のフリット タイムの風味 ¥600
・相生一年牡蠣のカキフライ ¥580
・ボイルドウィンナー(銀閣寺大西製「哲学の道ウィンナー」) ¥700
・ムール貝のワイン蒸し ¥800
・ガーリックトースト ¥300 ・バゲットトースト ¥350
・ミニサラダ ¥200 ・ミネストローネ ¥400
・季節のスープ 京人参のポタージュ ¥450 ・蛤の酒粕チャウダー ¥500
(上記スープは2月28日現在のものです。)
[パスタ]
・スパゲッティ・アマトリチャーナ ¥1000
・茄子のスパゲッティ・ボロネーゼ ¥850
・タラコのスパゲッティ ¥900
・キノコ、ベーコン、青ジソの和風スープ仕立てスパゲッティ ¥850
・エビクリームソースのスパゲッティ
・スパゲッティ・カルボナーラ ¥1100
・スパゲッティ・ペスカトーレ ¥1200
・牡蠣とホウレンソウのスパゲッティ・ペペロンチーノ
[ピッツァ]
・プレーン Sサイズ ¥800 Lサイズ ¥1300
・アンチョビ Sサイズ ¥900 Lサイズ ¥1400
・マルゲリータ Sサイズ ¥1200 Lサイズ ¥1700
・ポテトと生ハム Sサイズ ¥1400 Lサイズ ¥1900
・ミックス Sサイズ ¥1350 Lサイズ ¥1850
・5種類のチーズ Sサイズ ¥1350 Lサイズ ¥1850
・キノコ Sサイズ ¥1200 Lサイズ ¥1700
・タコのアラビアータソース Sサイズ ¥1100 Lサイズ ¥1600
◎11:00〜16:00のセットメニュー
[シーザーサラダとハンバーグのセット]
・シーザーサラダ(2種類のチーズと温度卵乗せ)
・スープ ・パンまたはライス
・トマトソースのハンバーグ モッツァレラチーズ乗せ
・食後のコーヒーまたは紅茶 ¥1500
◎11:00〜16:00と17:30〜20:30のセットメニュー
[黒毛和牛のステーキセット]
・選べるオードブル・・シーザーサラダ、海の幸の瞬間スモーク、タコのカルパッチョの中から1品をチョイス
・季節のスープ ・パンまたはライス
・赤イカのグリエ シャキシャキカポナータソース
・黒毛和牛モモ肉のステーキ(80g)・・焦がしバターとポン酢のソース または 赤ワインと自家製柚子胡椒のソース
・食後のコーヒー ¥2800
※各セットメニューにはプラス¥300でデザートを付けることができます。
また、要予約でランチコース(¥2500〜4000)の御用意も致します。
お問合せ、ご予約は075-771-4010 レストランNOANOAまでどうぞ。
2013年02月22日
サクラ、キル。 2013/02/22
しなの鉄道の路線で起こった「桜の無断伐採」に関して、物議がかもされているようです。
(※詳細はしなの鉄道公式ツイッターまで)
状況的な推測として「撮り鉄(=鉄道列車の写真撮影愛好家)」が被写体を収めるアングルの邪魔と感じて伐ったのではないか?と言われています。この報を受けてしなの鉄道に噛み付く撮り鉄さんが多数いるわけですが、いの一番に疑われる素行や言動があるって事ですよね。
仮にそうでないとするのなら汚名をすすぐべく撮り鉄の皆さんで「我々ではない」という証拠を上げてもらいたいものです。
兎に角カメラ持ちさんのジャンル問わず、年齢問わずのマナーの悪さというのは尋常ではありませんから。
時にホントのプロカメラマンに出会う時なんかは、あまりの姿勢の正しさと被写体と周辺への気配りを見て、「これが神か」と思うくらい通常見かけるカメラ持ちが劣化の極みだって事ですよね。
高価な玩具で遊ぶアマチュアさんに悪意が無いのは解っていますが、悪意が無いからといって人の迷惑を顧みないのはどうなんでしょうか。
しなの鉄道の関係者にエールを送るとともに、電車を徐行させるだけのために置き石をしたり、木を伐ったりする人が一人でも居なくなりますようにと祈念致します。
(※詳細はしなの鉄道公式ツイッターまで)
状況的な推測として「撮り鉄(=鉄道列車の写真撮影愛好家)」が被写体を収めるアングルの邪魔と感じて伐ったのではないか?と言われています。この報を受けてしなの鉄道に噛み付く撮り鉄さんが多数いるわけですが、いの一番に疑われる素行や言動があるって事ですよね。
仮にそうでないとするのなら汚名をすすぐべく撮り鉄の皆さんで「我々ではない」という証拠を上げてもらいたいものです。
兎に角カメラ持ちさんのジャンル問わず、年齢問わずのマナーの悪さというのは尋常ではありませんから。
時にホントのプロカメラマンに出会う時なんかは、あまりの姿勢の正しさと被写体と周辺への気配りを見て、「これが神か」と思うくらい通常見かけるカメラ持ちが劣化の極みだって事ですよね。
高価な玩具で遊ぶアマチュアさんに悪意が無いのは解っていますが、悪意が無いからといって人の迷惑を顧みないのはどうなんでしょうか。
しなの鉄道の関係者にエールを送るとともに、電車を徐行させるだけのために置き石をしたり、木を伐ったりする人が一人でも居なくなりますようにと祈念致します。
2013年02月17日
岩倉具視旧宅の一件 2013/02/17
左京区の対岳文庫が京都市に寄贈されるというニュースが、昨日の京都新聞に掲載されていました。
岩倉具視旧宅を京都市に寄贈:京都新聞
対岳文庫というとわかりづらいと思うので、ここは新聞の表題と同じく「岩倉具視旧宅」としておきましょう。
この「旧宅」というのも個人的には微妙と思う表記の一つで、岩倉具視以降岩倉家の方以外の誰かが所有して住んでいたのかと思うのです。
そうでないのならば「岩倉具視宅」もしくは「岩倉具視寓居」とかでも良いのではないかと常々思っています。
同じように「◯◯◯邸跡」なども、ビルになった訳でも取り壊されたわけでもないのに付いている場合があります。
文化財行政のカタコト文化が一般に流用されているだけなのでしょうが、見るたびに気になります。
この岩倉具視旧宅の財団法人解散、京都市への寄贈の流れは実は少し前に予見されていました。
霞会館のメンバーが京都に集まっていたりとか、頻繁にこの史跡をめぐる関係者が訪れていたので「まさか・・」とは思いましたが。
公益財団法人への移行が困難な事と、役員の皆様の高齢化が要因とされていますがこれはどこも同じ悩みの一つです。
白沙村荘 橋本関雪記念館とて公益財団法人への移行は完了して、他の改修や諸々の事業は私が居るうちは進んでいくことでしょう。
しかし、もし突然いなくなってしまうような事があればどうか?
現状は文化財などに目が向き始めている世の中の状況はあれど、そうでなくなればどうか?
とたんに様々な悩みが首をもたげてくるに違いありません。
組織とは言わず関係者の若返りと、時代に応じたニーズの提供というのは営利であろうが非営利であろうが多分同じ事でしょう。
物を遺すことだけを考えるのではなく、物に関わる人を育てながら増やしていくことこそがこれからの京都には必要ではないでしょうか。
長い長い歴史を持つ町は、長い長い未来をも考えなければならないというのは仕方ないとはいえ苦しいことですね。
岩倉具視旧宅を京都市に寄贈:京都新聞
対岳文庫というとわかりづらいと思うので、ここは新聞の表題と同じく「岩倉具視旧宅」としておきましょう。
この「旧宅」というのも個人的には微妙と思う表記の一つで、岩倉具視以降岩倉家の方以外の誰かが所有して住んでいたのかと思うのです。
そうでないのならば「岩倉具視宅」もしくは「岩倉具視寓居」とかでも良いのではないかと常々思っています。
同じように「◯◯◯邸跡」なども、ビルになった訳でも取り壊されたわけでもないのに付いている場合があります。
文化財行政のカタコト文化が一般に流用されているだけなのでしょうが、見るたびに気になります。
この岩倉具視旧宅の財団法人解散、京都市への寄贈の流れは実は少し前に予見されていました。
霞会館のメンバーが京都に集まっていたりとか、頻繁にこの史跡をめぐる関係者が訪れていたので「まさか・・」とは思いましたが。
公益財団法人への移行が困難な事と、役員の皆様の高齢化が要因とされていますがこれはどこも同じ悩みの一つです。
白沙村荘 橋本関雪記念館とて公益財団法人への移行は完了して、他の改修や諸々の事業は私が居るうちは進んでいくことでしょう。
しかし、もし突然いなくなってしまうような事があればどうか?
現状は文化財などに目が向き始めている世の中の状況はあれど、そうでなくなればどうか?
とたんに様々な悩みが首をもたげてくるに違いありません。
組織とは言わず関係者の若返りと、時代に応じたニーズの提供というのは営利であろうが非営利であろうが多分同じ事でしょう。
物を遺すことだけを考えるのではなく、物に関わる人を育てながら増やしていくことこそがこれからの京都には必要ではないでしょうか。
長い長い歴史を持つ町は、長い長い未来をも考えなければならないというのは仕方ないとはいえ苦しいことですね。
2013年02月15日
雨の庭と新しい美術館 2013/02/15
今日は朝から冷たい雨が降り、昨日の小春日和がまるで邯鄲の夢のように感じてしまいます。
雨の冷たさに応じるように、白沙村荘で行われ続けている事業に巡らす思いにも、色々と改めて考えなければいけない事が増えて来ました。
まずは新館、新展示館として考えていた建物を、改めて美術館として設計を再考する件。
基本は収蔵目的だったのですが、白沙村荘 橋本関雪記念館という既存の舞台がある故に、美術館として見なした方が良いという提言がありました。
着工が間際に見えたタイミングで今更と思えど、致し方無いので練り直しを始めました。どうせなので、お望み通り派手に美術館として再設計してしまいますか。
しかしながら、その再設計期間が余分なズレを生みまして今度は庭園部分にある建物の改修事業にも遅延がありそうな気配。
それをまた躱すのに再考。何だかパズルみたいな状況になってきましたね。
でも今年は決して暇な年でもありませんし、手早く片付けて次に進もうかと思います。
まずは美術館計画、そして秋の橋本関雪展。手早く、手早くね。
雨の冷たさに応じるように、白沙村荘で行われ続けている事業に巡らす思いにも、色々と改めて考えなければいけない事が増えて来ました。
まずは新館、新展示館として考えていた建物を、改めて美術館として設計を再考する件。
基本は収蔵目的だったのですが、白沙村荘 橋本関雪記念館という既存の舞台がある故に、美術館として見なした方が良いという提言がありました。
着工が間際に見えたタイミングで今更と思えど、致し方無いので練り直しを始めました。どうせなので、お望み通り派手に美術館として再設計してしまいますか。
しかしながら、その再設計期間が余分なズレを生みまして今度は庭園部分にある建物の改修事業にも遅延がありそうな気配。
それをまた躱すのに再考。何だかパズルみたいな状況になってきましたね。
でも今年は決して暇な年でもありませんし、手早く片付けて次に進もうかと思います。
まずは美術館計画、そして秋の橋本関雪展。手早く、手早くね。
2013年02月13日
橋本関雪生誕130年展@足立美術館
島根県安来市の足立美術館において、「橋本関雪生誕130年展」が2013年3月1日(金)から5月31日(金)まで開催されます。
確か以前は生誕125年展を開催されたと思いますが、早5年経ちましたか早いものです。
この「橋本関雪生誕130年展」は、足立美術館の所蔵品のみで構成されていますがコレと並行して現在兵庫県立美術館でも「橋本関雪生誕130年展」が秋に開催予定です。内容は相当に違うものになるので、日本画好きの方は両方どうぞ。
以下、展覧会の前説。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
生誕130年 橋本関雪
四条派の写生に南画の写意を重ねた孤高の世界
確かな画技と深い教養を持ち、明治末から昭和初期の日本画壇で活躍した橋本関雪(1883~1945)。神戸に生まれ、儒学者の父から幼い頃より漢学を学んだ関雪は、そのかたわら絵の才能を発揮しました。京都の伝統的な四条派を学び、一時は京都画壇の重鎮、竹内栖鳳に入門。後に師を離れ、孤高の中でその天分を大きく伸ばしました。
四条派を基礎としながらも、作品の多くは中国の古典、文学に想を得たものであり、憧れていた中国へは生涯に60回以上も訪れています。大陸の風土に触れ、さらに研究を深め、高い精神性を示す新南画とよばれる独自の画境を築きました。
昭和に入ると、動物画に多くの名品を残しています。関雪が描く動物画は鋭い観察眼で動物の仕草や特徴をとらえただけではなく、生気にあふれ、その表情からは気高さや思慮深さまで伝わります。
本展では、関雪の生誕130年を記念し、関雪芸術のひとつの到達点といえる動物画を中心に展観いたします。画壇に確かな足跡を刻んだ関雪芸術の世界をご覧ください。
<主な出品作品>
「遅日」「富貴草図」「雨後之朝」「秋圃」「猿」「玄猿白鶴図」「夏夕」「唐犬図」
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
春秋2回も関雪の展覧会があるなんて、何とも嬉しい話ではありませんか。
これは次の2015年、橋本関雪没後70年に向けて白沙村荘 橋本関雪記念館も頑張って動かないといけませんね。
確か以前は生誕125年展を開催されたと思いますが、早5年経ちましたか早いものです。
この「橋本関雪生誕130年展」は、足立美術館の所蔵品のみで構成されていますがコレと並行して現在兵庫県立美術館でも「橋本関雪生誕130年展」が秋に開催予定です。内容は相当に違うものになるので、日本画好きの方は両方どうぞ。
以下、展覧会の前説。
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生誕130年 橋本関雪
四条派の写生に南画の写意を重ねた孤高の世界
確かな画技と深い教養を持ち、明治末から昭和初期の日本画壇で活躍した橋本関雪(1883~1945)。神戸に生まれ、儒学者の父から幼い頃より漢学を学んだ関雪は、そのかたわら絵の才能を発揮しました。京都の伝統的な四条派を学び、一時は京都画壇の重鎮、竹内栖鳳に入門。後に師を離れ、孤高の中でその天分を大きく伸ばしました。
四条派を基礎としながらも、作品の多くは中国の古典、文学に想を得たものであり、憧れていた中国へは生涯に60回以上も訪れています。大陸の風土に触れ、さらに研究を深め、高い精神性を示す新南画とよばれる独自の画境を築きました。
昭和に入ると、動物画に多くの名品を残しています。関雪が描く動物画は鋭い観察眼で動物の仕草や特徴をとらえただけではなく、生気にあふれ、その表情からは気高さや思慮深さまで伝わります。
本展では、関雪の生誕130年を記念し、関雪芸術のひとつの到達点といえる動物画を中心に展観いたします。画壇に確かな足跡を刻んだ関雪芸術の世界をご覧ください。
<主な出品作品>
「遅日」「富貴草図」「雨後之朝」「秋圃」「猿」「玄猿白鶴図」「夏夕」「唐犬図」
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春秋2回も関雪の展覧会があるなんて、何とも嬉しい話ではありませんか。
これは次の2015年、橋本関雪没後70年に向けて白沙村荘 橋本関雪記念館も頑張って動かないといけませんね。
2013年02月07日
関雪忌2013のお知らせ
白沙村荘 橋本関雪記念館では毎年の関雪忌の際に、持仏堂の開帳を行なっております。
本年は2013年2月23日(土)ならびに26日(火)の2日間に開帳を行います。
詳細は以下の通り。
2013年2月23日(土) 開帳時間 11:00〜14:00まで
・宝池山 西願寺住職 金森昭憲上人による琵琶説法(於 存古楼/要会費 5000円)
・持仏堂開帳 (重要文化財 木彫戴金地蔵尊立蔵:鎌倉期/聖徳太子二歳孝養像:鎌倉期/迦楼羅王像:鎌倉期を公開)
2013年2月26日(火) 開帳時間 11:00〜14:00まで
・持仏堂開帳 (重要文化財 木彫戴金地蔵尊立蔵:鎌倉期/聖徳太子二歳孝養像:鎌倉期/迦楼羅王像:鎌倉期を公開)
入館料800円が必要となります。詳しいお問合せは075-751-0446または hakusasonso@gmail.com までどうぞ。
本年は2013年2月23日(土)ならびに26日(火)の2日間に開帳を行います。
詳細は以下の通り。
2013年2月23日(土) 開帳時間 11:00〜14:00まで
・宝池山 西願寺住職 金森昭憲上人による琵琶説法(於 存古楼/要会費 5000円)
・持仏堂開帳 (重要文化財 木彫戴金地蔵尊立蔵:鎌倉期/聖徳太子二歳孝養像:鎌倉期/迦楼羅王像:鎌倉期を公開)
2013年2月26日(火) 開帳時間 11:00〜14:00まで
・持仏堂開帳 (重要文化財 木彫戴金地蔵尊立蔵:鎌倉期/聖徳太子二歳孝養像:鎌倉期/迦楼羅王像:鎌倉期を公開)
入館料800円が必要となります。詳しいお問合せは075-751-0446または hakusasonso@gmail.com までどうぞ。
2013年01月30日
美しい風景 2013/01/30
寒さも少し和らぎ、少しばかりの柔らかな日差しが庭を照らします。
そうすると冬の厳しさに眠っていた鳥達が、僅に残った力を使い餌を獲りに来ます。
カワセミ、ビンズイ、アカゲラ、メジロ、そしてサギ。
写真は白沙村荘の池の畔に佇み、ジッと小魚を狙うアオサギ。
見事に不動の姿勢で背景に溶け込んでいます。
しかし残念な事にこの池にはあまり魚がいないのですけどね。大きい方の池でないと。
2013年01月29日
新年工事初め
2013年は橋本関雪の生誕130年にあたります。
また関雪の父である海関翁の生誕140年にもあたるので、今年開催予定の兵庫県立美術館での橋本関雪展の際には、明石との交流が捗る事でしょう。
海関翁は、播磨明石藩に仕え廃藩後は「明石郷土史」を編纂、柿本神社に明石藩の紀功碑などを建立。明石には縁の深い人物なので、一度明石で記念展でもやりたいところです。
そんな事を思いながらも、白沙村荘では先週から工事の下準備が始まりました。
件の橋本関雪展を東京と京都でもと願っていたのですが、どうやら共に開催が難しいようなので再来年の関雪没後70年に向けて自前で回顧展が出来るように施設を整えています。
また、春からは大画室の改修も始まりますので、生誕130年に相応しい慌ただしい年明けとなりました。
ともあれ漸く本来するべき仕事の道筋に、12年かかって戻れたので安堵しています。
あと2年で整えるべき物が沢山残されていますから、ギアを上げながら推し進めて行こうかと考えています。
それぞれの進捗はまたお知らせしますので、よろしくお願い致します。
また関雪の父である海関翁の生誕140年にもあたるので、今年開催予定の兵庫県立美術館での橋本関雪展の際には、明石との交流が捗る事でしょう。
海関翁は、播磨明石藩に仕え廃藩後は「明石郷土史」を編纂、柿本神社に明石藩の紀功碑などを建立。明石には縁の深い人物なので、一度明石で記念展でもやりたいところです。
そんな事を思いながらも、白沙村荘では先週から工事の下準備が始まりました。
件の橋本関雪展を東京と京都でもと願っていたのですが、どうやら共に開催が難しいようなので再来年の関雪没後70年に向けて自前で回顧展が出来るように施設を整えています。
また、春からは大画室の改修も始まりますので、生誕130年に相応しい慌ただしい年明けとなりました。
ともあれ漸く本来するべき仕事の道筋に、12年かかって戻れたので安堵しています。
あと2年で整えるべき物が沢山残されていますから、ギアを上げながら推し進めて行こうかと考えています。
それぞれの進捗はまたお知らせしますので、よろしくお願い致します。
2013年01月21日
雪景色2013 2013/01/21
2日ほど前の積雪。夜半緩やかに降り続いた雪が、朝にももう一度降って薄化粧をした山と庭の景色が良い感じでした。
ここ数年というのはあまり積雪することもなく、積もってもすぐに溶けて昼には元通りという事が多いです。
昔は毎週ドカ雪が降って、朝から雪かきというパターンもよくあったのになぁとシミジミ感じます。
写真は持仏堂の屋根越しの東山大文字(如意ヶ岳)。この時は雪が振っておらず、山影がよく見えます。
ちなみにこれが雨あがりの時だと「これが松林図屏風の景色か・・」というような靄と山影のパノラマが映し出されます。
次は節分あたりにまた雪でしょうか? 大人は嫌がりますが、子供が喜ぶので降って頂きたいものです。
Posted by ハシモトシンジ at
08:10
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2013年01月19日
2013ムーブメント 2013/01/19
週明けから工事が始まります。
何の工事かって? 新館の工事です。橋本関雪の作品を展示するもっと大きな展示室を作ろうって訳ですよ。
この計画自体、1930年頃から・・つまり関雪さんが生きていた頃からずっとあったものなんですよね。
それがようやく実現に向かうという事になりました。いやぁ良かった、良かった。
本来なら他の建造物や庭園の改修が最優先なので、この新館の工事も先送りが妥当なのですが諸事情ありまして同時に実行の運びとなりました。我ながら無茶な事してます。
現在の展示室というのは、父の代に建てたもので当初は隣に「ガーデン」と呼ばれていた宴席場と建物がありました。
大文字がよく見える位置に造られたその場所では、頻繁に宴会が行われたり夏祭りが行なわれたり・・懐かしい記憶が沢山ありますが現在は駐車場になっています。
その近くに「ギャラリー」と呼ばれていた貸し画廊があり、当時関わっていた色々な方の作品が展示されたりしていたのです。
現在でも展示室を「ギャラリー」と呼ぶのはその名残ですね。当初は本当にギャラリーだったのですから。
これらの記憶は年々薄れていましたが、やはり白沙村荘という庭園は西側から見るのがベストだという事と、寄贈や購入により収蔵点数が大幅に増えたこともありこの10数年の間ずっと新館建設の計画を練り続けていました。
それがようやく叶う訳です。まだ予断は許さないのかもしれませんが、ホッとしています。
建物の規模は324平方メートル。1階には関雪の作品を展示する150平方メートルの新展示室が造られます。
2階部分は様々な展示会やイベントの行えるような240平方メートルの大広間が造られる予定です。
庭の工事も存古楼、瑞米山、持仏堂、そして正門などの門、庭園部と工事予定が目白押しなので、ひとまずはそれらが工事中はこの新館が事業の起点となります。
新しい年、新しいムーブメント。今年は関雪生誕130年という事もあり、何かが変わって行く予感がします。
何の工事かって? 新館の工事です。橋本関雪の作品を展示するもっと大きな展示室を作ろうって訳ですよ。
この計画自体、1930年頃から・・つまり関雪さんが生きていた頃からずっとあったものなんですよね。
それがようやく実現に向かうという事になりました。いやぁ良かった、良かった。
本来なら他の建造物や庭園の改修が最優先なので、この新館の工事も先送りが妥当なのですが諸事情ありまして同時に実行の運びとなりました。我ながら無茶な事してます。
現在の展示室というのは、父の代に建てたもので当初は隣に「ガーデン」と呼ばれていた宴席場と建物がありました。
大文字がよく見える位置に造られたその場所では、頻繁に宴会が行われたり夏祭りが行なわれたり・・懐かしい記憶が沢山ありますが現在は駐車場になっています。
その近くに「ギャラリー」と呼ばれていた貸し画廊があり、当時関わっていた色々な方の作品が展示されたりしていたのです。
現在でも展示室を「ギャラリー」と呼ぶのはその名残ですね。当初は本当にギャラリーだったのですから。
これらの記憶は年々薄れていましたが、やはり白沙村荘という庭園は西側から見るのがベストだという事と、寄贈や購入により収蔵点数が大幅に増えたこともありこの10数年の間ずっと新館建設の計画を練り続けていました。
それがようやく叶う訳です。まだ予断は許さないのかもしれませんが、ホッとしています。
建物の規模は324平方メートル。1階には関雪の作品を展示する150平方メートルの新展示室が造られます。
2階部分は様々な展示会やイベントの行えるような240平方メートルの大広間が造られる予定です。
庭の工事も存古楼、瑞米山、持仏堂、そして正門などの門、庭園部と工事予定が目白押しなので、ひとまずはそれらが工事中はこの新館が事業の起点となります。
新しい年、新しいムーブメント。今年は関雪生誕130年という事もあり、何かが変わって行く予感がします。
2013年01月06日
文化財 ✕ 国際問題
新年になり、事業年度もあと3ヶ月。白沙村荘の改修を含む再生事業もいよいよ次年度から佳境に入り、大掛かりな事業が毎年のように予定されています。
大画室 存古楼の改修、主家 瑞米山の改修、正門を含む全門の改修、新館の建設などなど・・。
予定外の茶室工事で工期が大幅にズレてしまいましたが、なんとか当初の予定事業が行えるラインまで進むことが出来ました。
並行して防災と防犯の強化も行なわねばなりません。
これは今後の収蔵品などの情報開示に伴い、様々なリスクが増すことを懸念しての事です。
実際に日本の文化財については様々な事件が起こり続けています。
対馬の窃盗文化財は海外?:長崎新聞
日本への文化財窃盗旅行企図、窃盗団を検挙:永同
これ以外にも神社に対する放火未遂、寺社に関する窃盗や汚損事故など公に知らされていないトラブルも多く起こっているようです。
多分最近になって知られた神木の一件も、この流れの中に入っているのだと個人的には思います。
こちらでも相当怪しい流れで白松がやられましたので、庭持ち文化財持ちの方は本当にご用心下さい。
そんなわけで今年の抱負は「やりすぎるくらいにやる」という事で。
今まで以上に突っ走りたいと思います。
大画室 存古楼の改修、主家 瑞米山の改修、正門を含む全門の改修、新館の建設などなど・・。
予定外の茶室工事で工期が大幅にズレてしまいましたが、なんとか当初の予定事業が行えるラインまで進むことが出来ました。
並行して防災と防犯の強化も行なわねばなりません。
これは今後の収蔵品などの情報開示に伴い、様々なリスクが増すことを懸念しての事です。
実際に日本の文化財については様々な事件が起こり続けています。
対馬の窃盗文化財は海外?:長崎新聞
日本への文化財窃盗旅行企図、窃盗団を検挙:永同
これ以外にも神社に対する放火未遂、寺社に関する窃盗や汚損事故など公に知らされていないトラブルも多く起こっているようです。
多分最近になって知られた神木の一件も、この流れの中に入っているのだと個人的には思います。
こちらでも相当怪しい流れで白松がやられましたので、庭持ち文化財持ちの方は本当にご用心下さい。
そんなわけで今年の抱負は「やりすぎるくらいにやる」という事で。
今まで以上に突っ走りたいと思います。
2013年01月05日
京都 今出川通の美術館だよりリニューアル
白沙村荘 橋本関雪記念館(日本画)、北村美術館(茶道美術)、樂美術館(茶道美術)、茶道資料館(茶道美術)、堂本印象美術館(日本画)の5つの個人美術館で構成される「京都今出川通日本画・茶の湯連絡会」という会があります。
平成5年に結成されたこの会から、隔月で展示情報などを紹介する冊子が発行されていますが、平成25年1・2月号から今までの折りたたみ形式を廃して冊子形式にリニューアルをしました。
この冊子は御協力を頂いているスポンサー様の店舗、各ホテルや駅の案内所に設置されています。
もし手に入らないという場合にはそれぞれの美術館に設置されていますので、お問合せ下されば発送は可能かと思います。(要送料)
スポンサー様は以下の通り
鶴屋吉信様、一保堂茶舗様、おせんどころ田丸弥様、半兵衛麩様、福寿園様、聖護院八ツ橋総本店様、茶懐石 三友居様、香老舗 松榮堂様、京菓子司 笹屋守榮様、淡交社様、京 西陣 幸太郎の酢様、宇治 丸久小山園様、京懐石 美濃吉本店 竹茂楼様、新古美術商 善田昌運堂様、柳桜園茶舗様、京料理 てんぷら 天喜(七3つ)様、御菓子司 末富様、茶道具 みやした様、京都タカシマヤ様、京都美術倶楽部様(順不同)
一度是非お手にとって頂ければと思います。
平成5年に結成されたこの会から、隔月で展示情報などを紹介する冊子が発行されていますが、平成25年1・2月号から今までの折りたたみ形式を廃して冊子形式にリニューアルをしました。
この冊子は御協力を頂いているスポンサー様の店舗、各ホテルや駅の案内所に設置されています。
もし手に入らないという場合にはそれぞれの美術館に設置されていますので、お問合せ下されば発送は可能かと思います。(要送料)
スポンサー様は以下の通り
鶴屋吉信様、一保堂茶舗様、おせんどころ田丸弥様、半兵衛麩様、福寿園様、聖護院八ツ橋総本店様、茶懐石 三友居様、香老舗 松榮堂様、京菓子司 笹屋守榮様、淡交社様、京 西陣 幸太郎の酢様、宇治 丸久小山園様、京懐石 美濃吉本店 竹茂楼様、新古美術商 善田昌運堂様、柳桜園茶舗様、京料理 てんぷら 天喜(七3つ)様、御菓子司 末富様、茶道具 みやした様、京都タカシマヤ様、京都美術倶楽部様(順不同)
一度是非お手にとって頂ければと思います。