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2010年02月04日

明暗を分ける1秒〜プリウス

「プリウス」で、ブレーキの苦情が米国で多発していることが2日、分かった。


米高速道路交通安全局(NHTSA)によると、多くは、滑りやすい路面などを低速で走っていると、1秒前後、ブレーキが利かなくなるというもの。

米国で2日までに102件、日本でも昨年末までに2件の苦情が当局に寄せられ、 トヨタは「苦情は把握しており、事実関係を確認中」(広報部)としている。

苦情が多いのは、新型プリウス(2010年モデル)。 昨年5月以降、日米で発売された最新型で、いずれも日本で生産している。

苦情は、低速で道路のくぼみや滑りやすい路面を通過する際、瞬間的にブレーキが利かなくなるというものが目立つ。時速20キロでも1秒間で5メートル以上進むため、「前の車にぶつかった」「横断歩道で止まれない」などの苦情も寄せられているという。




とうとう明るみに出始めたトヨタプリウスのブレーキ不具合。

以前からアメリカで騒がれ、日本でも報告が絶えなかったこの不具合。1秒間の空走が起こり得るというのがどれほど恐ろしい事なのか。



幸いにして死者はまだ出ていない様子だけど、購入層の幅広さを考えると時間の問題かもしれない。



時速60kmの場合、一秒で約15m進む。20kmだと5.5mあたりが空走距離となる。

しかもこの不具合、低速走行時に起こりやすいというから更に厄介な話。

要するに、交差点や横断歩道付近で起こりやすいわけだ。




歩行者に害をなす可能性が非常に高い新型プリウスが、この先国内に出回る台数を考えると楽観しきれない。


運転者は1秒を考えたブレーキ制動をするように気をつけなければいけない。

仮に子供連れなどの歩行者を前にブレーキが効かなかった場合、互いの幸せを奪うのには充分な1秒なのだから。



Posted by ハシモトシンジ at 10:06│Comments(0)
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