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2010年09月11日

京都日本画の誕生 巨匠たちの挑戦

京都日本画の誕生 巨匠たちの挑戦

京都市美術館で9月25日から、京都市立芸術大学創立130周年記念展「京都日本画の誕生 巨匠たちの挑戦」が開催されます。



立場上も内容的にも必見ではあるのですが、少し嫌な予感がしているので見に行くのが怖い気もします。
嫌な予感の正体は、橋本関雪という画家に対する位置付けについて。



いつものように放ったらかしだとまだ気が楽なのですが、3つに分けられたテーマの内”Ⅲ 師弟で見る京都画壇”という部分に果てしなく嫌な予感を覚えています。なんでしょうか、この嫌な感じは。

予感が外れ、いつものように「関雪はどこに・・」とか思っている方が気楽であると申しておきます。



さて、関雪に関する部分は京都市画学校卒でもなんでもないので出ないものとしまして、この展覧会にもし行かれる場合に見て頂きたい作品があります。


それは村上華岳の「二月乃頃」です。






なんでこの作品を推すかといいますと、この絵の構図の中央部に現在白沙村荘があるのですよね。(画像の赤部分)

当時の遠景写真がないもので、この作品の存在は非常に助かります。華岳サンありがとうございます。




まだ実物は未見だから・・ と考えている最中に、「そういえば以前の村上華岳展で見たな」と思い出してしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・それでも観に行きますよ。ええ。



Posted by ハシモトシンジ at 15:02│Comments(0)
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