2010年03月24日
Google撤退と偽Google
中国からのGoogle撤退報道は、かなり以前から囁かれていた事でもあるので改めて聞いてもあまり驚きはしなかった。
情報規制はかの国においては至極当たり前の政策なので、外部の情報について優秀な検索能力を持つエンジンや、ハックが比較的困難なフリーメールなどの存在は煙たいに違いない。
共産主義自体を批判するわけではないけど、情報統制は思想操作の基本なので個人が勝手に情報を得て、その内容が教えられた物と違うことは非常にマズい。
そういった事が繰り返し行われると、体制事態が揺るぎ兼ねないからだ。
その際の検閲に不快感を示し、最終的には撤退を余儀なくされたという顛末らしい。
しかしGoogleは規模は大きいながらも、企業であるから国相手にこういう表立った行動は危険なもの。
有形無形の様々な報復があることは、想像に難くない。
その一方で、早くもGoogleのコピーサイトが登場している。
デザインからしてアレな感じ。こういう事を平気でする国だからこその徹底でもあるのだから、重く受け止めてほしいのだけど・・無理か。
Posted by ハシモトシンジ at 09:50│Comments(0)