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2009年07月29日

0729WED 哲学の道

銀閣寺から若王子を貫くように流れる第二疏水分線。その沿道は哲学の道と現在呼ばれて、季節を問わずにたくさんの人が訪れる京都有数の散策道として知られています。



さて、この「哲学の道」の名称ですが諸説あるようで、私が小学生の時分には公式の名前などはなく、「哲学者の径」や「哲学の小径」と入り乱れて呼ばれていました。


現在は恐らく京都市水道局が決めた「哲学の道」に統一されていますが、英訳の「Philosopher's path」はその名残でしょうか。



時に「Philosopher's walk」という呼称も見られますが、あまり一般的ではないようでこのことからも「道」という呼ばれ方が後発であることが伺えます。




そして名称の由来ですが、聞くところによるとドイツ・ハイデルベルクの「哲学者の道」とは一切由来せずに関係ないものとされているみたいです。


ドイツと言えばドイツ哲学。京大哲学と言えば、やはりドイツ哲学。



なのに「ドイツのアレとは一切関係ございません」と言われると、恐ろしく違和感を感じてしまいます。


ハイデルベルクと京都市は、この名称の繋がりによる姉妹都市であったはずなのですが・・。




ま、ようするに名称の後先は問わずに奇妙なシンクロニシティにより同じような名前が付いたわけですか。


んな訳はない。


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Posted by ハシモトシンジ at 12:34│Comments(0)【勤務日誌】
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