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Posted by 京つう運営事務局 at

2013年01月19日

2013ムーブメント 2013/01/19

週明けから工事が始まります。

何の工事かって? 新館の工事です。橋本関雪の作品を展示するもっと大きな展示室を作ろうって訳ですよ。
この計画自体、1930年頃から・・つまり関雪さんが生きていた頃からずっとあったものなんですよね。
それがようやく実現に向かうという事になりました。いやぁ良かった、良かった。


本来なら他の建造物や庭園の改修が最優先なので、この新館の工事も先送りが妥当なのですが諸事情ありまして同時に実行の運びとなりました。我ながら無茶な事してます。



現在の展示室というのは、父の代に建てたもので当初は隣に「ガーデン」と呼ばれていた宴席場と建物がありました。
大文字がよく見える位置に造られたその場所では、頻繁に宴会が行われたり夏祭りが行なわれたり・・懐かしい記憶が沢山ありますが現在は駐車場になっています。

その近くに「ギャラリー」と呼ばれていた貸し画廊があり、当時関わっていた色々な方の作品が展示されたりしていたのです。
現在でも展示室を「ギャラリー」と呼ぶのはその名残ですね。当初は本当にギャラリーだったのですから。



これらの記憶は年々薄れていましたが、やはり白沙村荘という庭園は西側から見るのがベストだという事と、寄贈や購入により収蔵点数が大幅に増えたこともありこの10数年の間ずっと新館建設の計画を練り続けていました。

それがようやく叶う訳です。まだ予断は許さないのかもしれませんが、ホッとしています。
建物の規模は324平方メートル。1階には関雪の作品を展示する150平方メートルの新展示室が造られます。
2階部分は様々な展示会やイベントの行えるような240平方メートルの大広間が造られる予定です。


庭の工事も存古楼、瑞米山、持仏堂、そして正門などの門、庭園部と工事予定が目白押しなので、ひとまずはそれらが工事中はこの新館が事業の起点となります。



新しい年、新しいムーブメント。今年は関雪生誕130年という事もあり、何かが変わって行く予感がします。

  


Posted by ハシモトシンジ at 22:28Comments(0)【勤務日誌】