京つう

日記/くらし/一般  |左京区

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2011年09月11日

トリケラトプスの問題

トリケラトプスが実はトロサウルスの幼体であったという見解を、モンタナ州ボーズマンのロッキーズ博物館が示しました。


これはジャック・ホーナー ジョン・スカネラが行なったトロサウルスとトリケラトプスの各個体の化石を比較した研究結果として結論づけたものです。




とはいえ、「トリケラトプスはいなかった!」と言うのも短絡的な話。

以前にもブロントサウルスがアパトサウルスの幼体であったという話もあったようですし。


恐竜をめぐる議論は諸々尽きないのですが、今回のような幼体と成体の名前が違うというケースは許容して貰いたいと思いますよね。



もしコレが厳密に言えばダメだと言われれば、芋虫は蝶の幼体としか呼べず、カンパチはブリの若い個体。シラスは稚イワシとしか呼べません。出世魚は全部アウトですよね。


名前もまた文化の形。トリケラトプスはトロサウルスの幼体でもあるし、トロサウルスはトリケラトプスの成体でもある訳です。



厳密なのは結構ですが、偏っちゃあイカンと思うのです。トリケラトプスの名前はそのまま残して頂きたいです。  

Posted by ハシモトシンジ at 10:01Comments(0)【勤務日誌】