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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年03月24日

光放つ

何かをする場合に、色々様々を考えて緻密に組み立てて成し遂げる。時にそんな事に憧れながら、それが決して手を伸ばせど届かぬ太陽みたいな物だと気づく時がある。


まるでイカロスのように、失墜しながらその太陽を仰ぎ見て羨みこそすれ憎む事は無い。

眩く輝き、全てを照らす太陽のように僕もなりたいと身を焦がすのだ。



太陽のような人はいる。

そしてイカロスのような人も、確かにいる訳だ。
不条理などではなく、厳然たる事実としてそれはある。





あとはそれを認めるか、認めないかの話なんだろう。
諦めの悪い僕は、今日も空に向かい翔ぶ。  

Posted by ハシモトシンジ at 23:34Comments(0)【勤務日誌】

2011年03月24日

哲学の道 桜通信 Vol.1

今年も桜の季節がやってまいりました。

震災で自粛気味なこともあり、あまり桜だ何だとやるのは憚られる事なのですが関雪夫妻がこの桜を寄贈したときの経緯がありますから敢えてやらせて頂きます。

その経緯とは、画家として大成した関雪が「お世話になった京都の人々に何か御礼がしたい」と悩み、ヨネ夫人に相談したところ夫人が「昨今、何かと世間が騒がしくなり暗い雰囲気となっています。明るくなるように花を植えてはいかがか。」と提案して、桜を植えることになったというものです。


大きな災害により、皆が暗くなってしまいがちな今だから。
せめて桜の開花を通じて僅かばかりの明るさを届けられたらと考えています。


では、今日の様子から。



油断している間に、少し開き始めています。この分だと開花宣言は27日頃でしょうか。




全体的にはまだ枯れ木の風情です。これが来週以降には・・。おそろしや。




ソロプチミストわかばの皆様が建てて下さった「関雪桜の碑」桜に因んだ桜色の大理石で造られています。





花ほど人の心を和らげ、励ましてくれる物はないのかもしれません。
桜も小さな花の集まりが、一つの樹に集って満開の桜となります。


一人一人が花となり、大きく集まりまた花となる。
いつだってお互いを助けあう事の美しさを花は静かに教えてくれます。




ではまた。



  


Posted by ハシモトシンジ at 18:05Comments(1)【関雪桜・桜通信】