2011年02月28日
雨に濡れて候
久方振りの雨空で、清々しい空気がやって参りました。
昨日まで茫洋としていた山並みも、今日はクッキリと見えて枝の一つ一つまでが視認出来るようになりました。
とか言ったら「野生児か」と言われてしまいますが、視える物は仕方ない。その気になれば大文字の火床あたりに何人くらいいるかもバッチリ視えますから。
先日まで目立たなかった山の立ち枯れも、相当に増えてますね。早く伐採しないと。
関雪桜も雨に濡れて、苔生した幹が美しくなり枝をよく見れば淡く紅がかっています。
来月には開花を控えるまだ小さな蕾の中には、春を待つ生命の萌芽が潜んでいるのです。
花は咲いてからが花ではないんですよ。咲く事を期待している時の楽しさも花見なんです。
半ばになったらまた写真を撮って、皆さんにお知らせしましょうか。