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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年10月18日

庭の元々 1018Mon

昨日に美の京都遺産が再放送され、御覧になった方が多数来館されました。

皆さんありがとうございました。



さて、その際にも以前にも「当時からすれば、木が増えたのでしょうね」という話が出ていました。
要するに「荒れている」という苦言なわけです。




言いたい話はよく解るのですが、木に関しての部分だけを話すとそれは間違いと言えるでしょう。

たまに「木が減った」と苦言をされる方がいますが、むしろこちらの方が正解。




関雪が居た頃から、白沙村荘の庭は鬱蒼たる樹林のように造られていたのです。


方丈庭園や茶庭とばかり比較されても仕方ない話なのです。



幸い現在、展示室で当時の庭を写したビデオを流しているので、それを御覧頂きながらその事を説明すると納得して頂ける事が多いです。


城市に結びて深山に在るが如し


そう書かれているのに、こざっぱりした庭。無いな−。それは無い。


その辺りはともかく池や建物、そして園路に思うべきところはありますから早く改修に入りたいものです。


改修関係者の皆さん、そろそろ痺れがきれそうです。
  

Posted by ハシモトシンジ at 15:49Comments(0)【白沙村荘】