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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年04月26日

宮内庁三の丸尚蔵館へ

春の慌ただしい時期に蓄積された気怠さを抱えたままで、東京へ行って来ました。


宮内庁三の丸尚蔵館で行われている展覧会、「花ひらく個性,作家の時代−大正・昭和初期の美術工芸」の第一期が25日で終わるので、ややタイトながら間に合うように突撃した次第です。




三の丸尚蔵館は皇室の美術工芸を一般に公開する美術博物館ですが、時折所蔵の橋本関雪作品が出るのでその際は喜んで見に行きます。


国などの蔵品は、中々出してくれませんからね。







今回出たのは岩崎弥太郎が皇室に献上した5双の屏風のうち一つ「進馬図」でした。


「進馬図」自体はちょうど昨年に行われた姫路市立美術館での橋本関雪展に出品されていましたから、別段久しぶりな訳でもありませんが折角展示されているのでしたら行かねば。


ちなみに昨年の橋本関雪展は各会場で展示内容がゴロゴロ変わるという物でしたから、京都では「進馬図」も「唐犬図」も無いいわば目玉不在の内容でした。

「霜猿」と「南国」が出ていたのがせめてもの救いでありましたが。





さて、そんなこんなで三の丸尚蔵館を訪れ、最初の展示作品竹内栖鳳の「薫風稚雀」を見てい、た時の事。

隣で絵を鑑ていた壮年の男性が「こんな絵だったら、タダで見せて当たり前だよ。」なんて言っているのが聞こえました。

そう思うのは勝手だとは思いますが・・まぁ、どこにでも恥ずかしい人は居るという事で。その件以外は非常に楽しめました。




ちなみに五双の献上屏風は、会期中に次々と展示されるそうです。全部見たい・・。
  

Posted by ハシモトシンジ at 11:14Comments(0)【橋本関雪】