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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年06月16日

島根のメイン作品は「唐犬図」

島根県立美術館のフライヤーが届きました。


届きました・・・と言っても、県立美術館からではなく島根在住の方からのお届け。
肝心の県美からは未だに届いていません。軽くハブられてしまっている気がするのはなぜなのでしょうか。



さて、先日気づいたのですが「唐犬図」という、美しいボルゾイが描かれている人気の高い作品があります。(下写真)






この作品は大阪市立美術館の所蔵で、先日の「日展100年展」にもトップバッターとして展示されていました。非常に品格があり、実際に関雪が飼っていたボルゾイの一匹がモデルとなっています。

この作品、実は島根県立美術館のみの出品なんですよね。他の会場には出ないのです。





知った瞬間「えええええぇぇぇぇぇぇぇぇ」と思いましたが、今回の橋本関雪展は会場ごとのラインナップが恐ろしく変わる構成なのでまぁ仕方ないかと。

この構成についてこちらにお叱りを受ける事がありますが、実はその辺りは関わっていません。ここでもまたハブられていた訳でして。




そんな事情からか、島根県美のメイン作品は「唐犬図」のようです。
姫路市美「霜猿」→富山水墨「霜猿」と来たので、図録の表紙もそうであることからてっきり今回の巡回は「霜猿」がメイン作品だと思い込んでいました。

この方が見ている方としては楽しいので、以前も言いましたが京都も一丁遊んで下さい。
ただし「失意」は無しの方向で。良い作品ですがいかんせん暗いイメージが強いですから。



とりあえず島根行きが今から楽しみです。
  


Posted by ハシモトシンジ at 17:26Comments(0)【橋本関雪】