白沙村荘、現在の状況。

ハシモトシンジ

2009年04月01日 14:20

大騒ぎから一日明けて、保全作業開始。

今回は報道各位が「全焼」を謳い文句にしたもので、どうやら敷地の建物が全焼して無くなったと思った人も多いようなので、イメージがつかみにくいみたいですから一応現状をお報せしておきます。


まずは被害状況。茶室 倚翠亭は全焼、天井も火と放水により全崩落。
憩寂庵は木材部に対する被害が大きく、他は放水による壁の崩落等。
水屋も同様。問魚亭、存古楼、持仏堂、瑞米山、橋本関雪関連の美術品、石造美術品などは一切損害なし。

(位置関係などはhttp://www.kansetsu.or.jp/hakusasonso/tea.htmlの図面を参照して下さい。)



写真での現状確認。





















瑞米山(座敷)から茶室方向を見た写真。→存古楼周辺(3枚)

この白いシートは4月2日朝には外れます。その後は、茶室の周囲にのみシートでの多いが為され実測が行なわれます。



茶室以外の部分は明日より問題なく御覧頂けるようになります。







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