文化財 ✕ 国際問題

ハシモトシンジ

2013年01月06日 18:13

新年になり、事業年度もあと3ヶ月。白沙村荘の改修を含む再生事業もいよいよ次年度から佳境に入り、大掛かりな事業が毎年のように予定されています。

大画室 存古楼の改修、主家 瑞米山の改修、正門を含む全門の改修、新館の建設などなど・・。
予定外の茶室工事で工期が大幅にズレてしまいましたが、なんとか当初の予定事業が行えるラインまで進むことが出来ました。



並行して防災と防犯の強化も行なわねばなりません。
これは今後の収蔵品などの情報開示に伴い、様々なリスクが増すことを懸念しての事です。
実際に日本の文化財については様々な事件が起こり続けています。

対馬の窃盗文化財は海外?:長崎新聞
日本への文化財窃盗旅行企図、窃盗団を検挙:永同


これ以外にも神社に対する放火未遂、寺社に関する窃盗や汚損事故など公に知らされていないトラブルも多く起こっているようです。
多分最近になって知られた神木の一件も、この流れの中に入っているのだと個人的には思います。

こちらでも相当怪しい流れで白松がやられましたので、庭持ち文化財持ちの方は本当にご用心下さい。



そんなわけで今年の抱負は「やりすぎるくらいにやる」という事で。
今まで以上に突っ走りたいと思います。



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