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2013年04月02日

橋本関雪 大画室存古楼改修工事①



【白沙村荘造営100周年事業:大画室存古楼改修(1)】

2013年4月2日、火曜日より念願であった橋本関雪が出品作を制作していた大画室 存古楼の改修工事がスタートしました。
これまでに中画室 懶雲洞、渡り廊下 聞木犀香亭、そして茶室 倚翠亭・憩寂庵が工事にかかり、東日本大震災の影響もあり1年遅れで開始されることとなりました。

計画自体はもう10年近く前からあり、存古楼自体が100年近くの時間を経過して老朽化が進んでいた事から火急の事案でした。
それから資金の目処を立てる計画が先となり、国の名勝指定を受け、補助事業としてようやくかかろうかという矢先に茶室の不審火があり更に遅延。また辿り着いたと思えば、そこに東日本大震災が起こりまた3年がさらに経過・・ という案配での着手となりました。


この建物は大正初期には珍しい木造トラスが1階上部に組まれており、それが中柱無しの大空間をもたせる構造となっています。
しかしこのトラス自体で2階を受けているため、徐々に沈下が始まりさらに1階部の柱や基礎などのさらなる沈下により建物自体がねじれて来ているのです。

今回の工事はそれらを完全に戻した上で、耐震補強も見込んだ工事となります。



華やかなりし京都画壇の画家が製作を行った画室も、往時に近い状況で遺されているものは数少なくなりました。
改修工事の完了は翌年2014年の春に予定されています。一般公開はその間も引き続き行なわれますが、存古楼周辺に規制が入ります。

皆様のご協力とご理解を賜りたくお願いを申し上げます。




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Posted by ハシモトシンジ at 19:47│Comments(0)【勤務日誌】
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