京つう

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2012年04月23日

一銭焼きの想い出

今日、たまたま見舞いの用があり京都市立病院に出かける事になり、近くで夕飯をという流れになりました。


あの辺りは少し西に行くと光華女子があり、ちょうど西大路の幹線沿いの近くなのでいわば「国道沿い」の地域となる場所。
基本的にはほとんど立ち寄らないような傾向のお店が多く、「かごの屋」であるとか「ザ・めし屋」だとかスタバだとかマックだとかの子供を連れて行くのがちょっとキツイお店が多いのです。

今日も子供連れだったので、少し思案した結果無難に鉄板焼きのお店に行くことにしました。
ハズレの時には救いのない分野ではありますが、韓流料理店or焼肉屋or鉄板焼きの3択になると多分これが一番融通がきく気もしましたし。



そのお店はさほど期待していなかったのにも関わらず、期待以上の内容のものを準備してくれていたので子供たちも、もちろん自分自身も有意義な感じで夕飯を済まして帰途についたのでした。





その夕飯の中で「京風ネギ焼き」というメニューをオーダーしたのですが、これはいわゆる「一銭焼き(壹錢洋食)」というヤツでモダンカテゴリーに入る感じの卵とネギたっぷりの代物でしたが、子供たちとコレを見た瞬間に小さな頃の記憶がフラッシュバックしました。


場所は先斗町。確か卯月から2軒くらい北に行った辺りだったか。
自分は8歳くらい。父と共に先斗町を訪れ、この店に腰を落ち着けながら一銭焼きを数枚平らげていたような気がする。



1枚目を食べ、2枚目にかかったあたりで父はどこかに行き、一人で父の帰りを待ちながらさっき食べた一銭焼きの事を思い出しながらお店の人に色々話しかけられていたような気がする。

その一銭焼きは、具はネギと桜えびだけ。ソースは多分ツバメあたりのサラサラした感じのウスターソースがかかっていて、今思えば子供の口には多分合わない。でも、非常にお腹が減っていたのと父が「これでも食べて待っていろ」と言った事から無心に食べていた。




一枚食べては後ろの扉を気にして、またしばらくして一枚焼いてもらってから食べ・・食べ終わっては扉を見つめていた。


ようやく帰ってきた父は、食べた枚数を聞いて少し呆れていた。場所柄それなりの値段になっていたのだろうかと思う。
そんな記憶があるものだから、甘くてベッタリしたソースのものよりはサラサラしたソースが染み込んだものが好きになった。



その頃の記憶がフト蘇り、なんだかとっても満たされた気持ちになったというだけの話。
もう30年も前の、懐かしく甘い甘い一銭焼きの想い出。




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Posted by ハシモトシンジ at 22:27│Comments(0)【勤務日誌】
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