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2011年11月22日

走井居のこと

銀閣寺畔の白沙村荘以外にも、橋本関雪の別邸はいくつもあります。

一つは明石東二見の蟹紅鱸白荘(カイコウロハクソウ)。
海辺に建つ別邸で、関雪の孫たちが海水浴を楽しむ1938年頃の8mmカラーフィルムの撮影現場となった所です。

もう一つは宝塚。清荒神売布の冬花庵(トウカアン)。
ドッグヤードも備えた6000坪近い広大な別邸で、通称「関雪さんの動物園」と呼ばれていたそうです。


そしてもう一つが、大津逢坂の走井居(ハシリイキョ)。
元は逢坂の関の京都側に在った「走井茶屋」の場所であり、東海道の名泉「走井」が滾々と湧いています。


【走井】


そしてその横には明治天皇御休息処と座敷があり、それに面するように石庭が立体的に広がっています。


【座敷から望む石庭】


【石庭から見た明治天皇御休息処】



石庭は世阿弥の作と伝えられ、山の斜面に沿うような形で上まで作られています。
その所々には「薬師如来石像」や、蝉丸法師の庵跡、松尾芭蕉の句碑、小野小町百歳堂などの歴史的文化遺物が散在しています。






関雪の死後、息子の節哉により瑞米山月心寺として関雪夫妻の菩提を弔う寺となりました。
その月心寺が今年から再び橋本家の管理下に戻され、今まで以上の文化拠点として活動を行う運びとなりました。

この月心寺は嵯峨天龍寺慈済院から村上獨潭老師が初代として迎えられその後、村瀬明道尼が精進料理で名を馳せた事でも有名な場所です。




白沙村荘全体改修と時期を同じくして、このような流れとなっていますがこれもまた何かの導きなのかも知れません。
とりあえずまとめて面倒みましょうか。



見学、精進料理の受付も引き続き行なっています。
お問い合わせは gesshinji@gmail.com または 0775-24-3421 まで。



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Posted by ハシモトシンジ at 19:33│Comments(0)【勤務日誌】
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