2011年02月15日
渡殿(聞木犀香亭)

昨日から改修の始まりました渡殿は、外からは見ることが出来るものの通常は非公開のエリアに属しているのであまり御覧になった事のない方も多いと思います。
使用する場合などは、存古楼で何かしらの会をする時に主家の手洗や控えの間に行く時くらいに使う事がありますが。

踊り場の上には「聞木犀香亭」という扁額が架かっています。
その名の通り廊の両脇に多くの金銀木犀が植えられていて、花の時期には香りが風に乗り運ばれてくるようになっています。香りは「嗅ぐ」ものではなく、「聞く」ものなのですよね。
今回の工事では、腐朽の進んだ屋根部を下ろした後に全解体を行い、その後不陸調整などを経て再度組み上げていきます。結構大掛かりな工事です。
しかしこれがまだ序の口の工事なのですよね。
この後茶室、大画室、主家、正門・北門、持仏堂、庭園、展示室と続きますから。
工事は続きますが、資金が続かないという悪い冗談みたいな話です。アハハハハ ハァ・・
白沙村荘紅葉通信2013 Final
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Posted by ハシモトシンジ at 13:21│Comments(0)
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