2011年02月14日
今日から改修工事スタート
白沙村荘造営100周年に向けた”平成の大改修”とも呼ぶべきものが、本日より具体的な形で始まりました。
まずは渡殿から開始。今日はその解体作用のために足場が組まれています。
造営から約100年。そろそろ建物も庭園も限界に近づいていますから。
こういった事は、やること自体は非常に明快で始まると早いのですが、関係者・・特に所有者サイドの認識と判断が伴わないと非常にリスクの高い事業に変貌してしまいます。
要するに、適当にやるくらいなら触らない方がマシ・・・って事ですね。特に知識と覚悟のない人は。
日本全国に遺されている文化財も、良いものだから勝手に遺ったなんてことは絶対にありません。
現在は非常に強力な寺社においても、存亡の危機を乗り越えながら時間を重ね遺っている訳です。
遺す意味。遺す方法。そして遺った後に活用する具体案。
特に若い世代がそれをキッチリと学び、見据えて動かないとこれからも次々と悲しい運命を辿る文化財が生み出されしまうことでしょう。
意志と覚悟、そして知識のない人間にとっては文化財というのは只の重荷に過ぎません。
もし「遺していくのは大変だ」と僅かでも思う方がいるのなら、あんまり向いていないと思いますから早めに諦めるのも覚悟の一つです。
ただ遺跡に住みつくジプシーよろしく「文化財商売」を続けるくらいなら、行政にでも明け渡す方がマシなのではないでしょうか。
それが出来ないなら。それが嫌なのなら。
きちんとやり遂げることを覚悟しましょうね。
まずは渡殿から開始。今日はその解体作用のために足場が組まれています。
造営から約100年。そろそろ建物も庭園も限界に近づいていますから。
こういった事は、やること自体は非常に明快で始まると早いのですが、関係者・・特に所有者サイドの認識と判断が伴わないと非常にリスクの高い事業に変貌してしまいます。
要するに、適当にやるくらいなら触らない方がマシ・・・って事ですね。特に知識と覚悟のない人は。
日本全国に遺されている文化財も、良いものだから勝手に遺ったなんてことは絶対にありません。
現在は非常に強力な寺社においても、存亡の危機を乗り越えながら時間を重ね遺っている訳です。
遺す意味。遺す方法。そして遺った後に活用する具体案。
特に若い世代がそれをキッチリと学び、見据えて動かないとこれからも次々と悲しい運命を辿る文化財が生み出されしまうことでしょう。
意志と覚悟、そして知識のない人間にとっては文化財というのは只の重荷に過ぎません。
もし「遺していくのは大変だ」と僅かでも思う方がいるのなら、あんまり向いていないと思いますから早めに諦めるのも覚悟の一つです。
ただ遺跡に住みつくジプシーよろしく「文化財商売」を続けるくらいなら、行政にでも明け渡す方がマシなのではないでしょうか。
それが出来ないなら。それが嫌なのなら。
きちんとやり遂げることを覚悟しましょうね。
白沙村荘紅葉通信2013 Final
白沙村荘紅葉通信2013 Vol.23
白沙村荘紅葉通信2013 Vol.22
白沙村荘紅葉通信2013 Vol.21
白沙村荘紅葉通信2013 Vol.20
白沙村荘紅葉通信2013 Vol.19
白沙村荘紅葉通信2013 Vol.23
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白沙村荘紅葉通信2013 Vol.21
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Posted by ハシモトシンジ at 12:41│Comments(0)
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