京つう

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2010年05月23日

存古楼からの景観





存古楼にピアノが置かれ始めてから10年が経ちました。


以前は金粉で瑞雲が描かれたパネルみたいな物が、建物の一番奥に巡らされていて見えなかった場所。



当時は舞や能、落語などが毎週のように開催されていて、そういった類も必要であったのかもしれません。


しかしながら、見ていてしばらくすると余分な感じに見えたので・・外してしまいました。

多分それは非常に正しい判断であったと思います。




パネルの向こう側には目眩い景色と、立派な違い棚がありました。


大画室が本来在るべき姿を取り戻したという喜びもつかの間・・ピアノが鎮座してしまいました。



当初は池側・・つまり一番ガラス面が多い場所に置かれていたピアノでしたが、見る度にフラストレーションが溜まって行きました。




ピアノが悪い訳ではない。置き方が悪いのだ。


そう考えて、逆サイドに置くようにお願いをしました。


やはり東からの光が十分差し込むこの景色が良いと思います。


こういったように在るべき姿を日常に紛れさせず、一つ一つ再生して行きたいと考えています。

在るべき姿とは何か?



それは画家の邸宅に相応しい、美しい絵のような空間を作り出す事だと思います。


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Posted by ハシモトシンジ at 19:52│Comments(0)【白沙村荘】
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