京つう

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2009年07月06日

松林図の世界

今日のように昼間が比較的暑く、夕立があった日には雨上がりに山を見ます。



山肌から濛々たる水蒸気が立ち上り、バノラマに広がる東山に感動的な情景が映し出されています。


普段は曖昧な山の奥行きをいくつもの水蒸気がたなびきながら露にしていき、時折蒸気に隠される木々のシルエットがまた美しくあります。

たなびく蒸気が木々の隙間を縫いながら、あたかも竜が山間を走るかのよう。



この光景を見るたびに、いつも長谷川等伯の松林図を思い出します。

等伯もこのような光景を目の当たりにして、感動から筆を取ったのでしょうか。




山はいつ見ても雄大で美しいものですが、雨上がりに見るのが一番であるのは間違いありません。


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Posted by ハシモトシンジ at 22:23│Comments(0)【勤務日誌】
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