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Posted by 京つう運営事務局 at

2013年10月23日

生誕130年 橋本関雪展が終わって



兵庫県立美術館で10月20日まで開催されていた橋本関雪展も終了して、台風の影響で降り続く雨のせいもあり少し物悲しい気分です。

前回の橋本関雪展は4年ほど前に姫路市立美術館・富山県立水墨美術館・島根県立美術館・そして大丸京都ミュージアムと巡回をして、各地へは中々行けなかった白沙村荘の関係者にとっては京都での展覧会しか観ることが出来ませんでした。そしてまた巡回展だけに代表作がややバラけてしまい残念な部分もあった事は否めません。

実は以前から今度回顧展が行われるのなら、兵庫スタートで次は東京。そしてその次は京都でやりたい。スタートは出来れば2013年頃が良いなとずっと考えていたので、今回の大規模な回顧展は非常に有難いタイミングで行われたことになります。出来れば次は没後70年の2015年・・と思うのですが、そうそう上手くは行かないと思うので時期は諦めて開催のみを追いかけることにします。東京→京都の順番は是非実現したいですね。この順番は関雪の画家としての足跡を辿っていますので。



さて、その兵庫県立美術館での関雪展ですが観に行った方からの評判は非常に良く、立地も器もそしてチョイスされた作品も良かったように思います。
いつもは展示の序列に関してフラストレーションが溜まりやすい私自身も、何のストレスもなく作品に没頭出来る感じで楽しく観ることが出来ました。
一番の関心事は照明。以前までの展覧会では映えなかった「南国」の箔や銀泥、「木蘭」の水の深さなどがキッチリと照らしだされていて非常に参考になりました。白沙村荘でも来夏に新美術館が出来ますので、是非参考にしたいところです。

会場でのトークなども大勢の方が来て下さいました。ありがとうございます。
その時に静かに鑑賞を楽しまれていた方、非常に申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。



今回の展覧会で、地元神戸に新たな橋本関雪ファンが増えるといいなと思います。
もちろん神戸以外にも・・です。
  


Posted by ハシモトシンジ at 13:22Comments(1)【催事情報】【橋本関雪】【勤務日誌】