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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年12月20日

慈照寺研修道場国際交流in香港 Vol.4

さて、前座の役目を無事果たせたようで、ホッと一安心。
上手く出来たかどうかというより、場を温めて後につなげることが大事なのです。

なんせ初日は私以外全部実践者ですから。見るに優る物なしって話でして。
巧みに話して伝わったとしても、それは実際の何分の1くらいなのです。


なので今回の流れは、橋本関雪という画家が日本国にいましたという事に重点を置いています。
(1)彼は当時の日本画家としては珍しく、大陸の文化を題材とした作品を多く描いていました。
(2)そういった事は彼の育った環境の影響であり、非常に大陸の文化に関雪は精通し憧れていました。
(3)白居易、杜甫などの詩からの題材で描かれた作品の紹介
(4)大陸の文人墨客達との交流を示す資料や、コレクションの紹介。といった感じ。
 
まずは橋本関雪自体の事を知ってもらわないと、話が進みませんからね。
配布物で補完する手もありましたが、でもまぁ顔見て話する方が伝わりやすいこともありますし。
とにかく「関雪って画家は、大陸文化が大好きで憧れていたんですよ。」という事を皆さんに知って貰いまして、共感を得るということが目的。それはなんとか成功したのかなと思います。




と、反省を交えながらフゥと腰を下ろしていると次は京刺繍の長艸敏明先生の講演が始まりました。




長艸敏明先生は刺繍のスペシャリスト。大陸にも刺繍文化があり種々多様な民族が独自の紋様を糸で紡ぎ出していますので、それ自体は珍しくはないのです。しかし日本で根付いた刺繍は着物と相まって、独特の進化を遂げていますからこれは皆さん興味深いのではないでしょうか。


国や地域によって、刺繍する紋様の内容も基調となる色彩もやはり違います。
その辺りをまずは知ってもらうという意図なのか、聖徳太子の説明とその文化遺産となる古裂地に施された紋様の解説が始まります。
聖徳太子自体、日本以外ではマイナーな存在だと思いますが皆さん熱心に聞きいっておられました。

そして一通り話が進んだ所で先生の作品を纏った出演者たちが次々と登場。







これはもう大盛り上がり。やっぱり着物は強いですね。
共通文化である刺繍。そして日本独特の優しい色の絲が織り成す画のような花模様。
フラッシュとシャッターオンに包まれて、まずは第1日の1部が過ぎ去って行きました。


個人的には出番が終わりましてお客さんサイドに回って楽しんでいたので、気楽に楽しませて頂きました。
さて・・次は場所移動して武者小路千家の千宗屋さんの出番となります。


<続く>




  


Posted by ハシモトシンジ at 05:23Comments(0)【勤務日誌】