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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年09月24日

ブーメラン大作戦

皆様はご記憶でしょうか。今年の夏を・・ そして送り火に関して起こったイザコザを。

「京都の大文字保存会、送り火に岩手のマツ使用を拒否」
こんな見出しでメディアに記事が踊り、京都府も京都市もそして大文字保存会のメンバーも非常にバッシングの矢面に立たされたアレです。
っていうか、送り火は公共行事ではないのだから本当は京都府や京都市に凸しても意味ないのですけどね。


アレは私有地で行なっている、民間の宗教的・習俗的行事なんですから。
別に観光協会が「送り火ボランティア」とかを育成して、それぞれの山に火を放ち当日の収益から上前を跳ねているわけでもないですし。

純粋に民間の努力で、地元の保存会の皆さんの尽力で続いた祭事なんですよね。
これらの送り火に関しては他府県はおろか、同じ京都市内の方面からのスポンサードも少ないようで心が痛いです。
せめて前日、当日に慈照寺門前と京都駅で売っている火床のマツや護摩木を買うので足しにして下さい。
あ、あと大丸は絶対スポンサードしてください。会社のマークが山に映っているわけですから。
テレビ中継で大文字が映って、その下に「提供 大 丸」とか出たら最高にクールですよ。ね?






で、本題。この度福島で行われる「松明あかし」の材料からセシウムが検出されたことにより、須賀川市では祭りの材料を県外から募ることになったとか。

ウン、普通にこういう流れになりますよね。人によっては多分「いや、京都はセシウム非検出のマツを断ったから」と言いそうですが、この松明あかしに関しても恐らくは、集まった材料が非検出になっても悶着がありそうですよね。



京都の時は「いややわ、やっぱ京都は意地悪どすえ」とか「お高く止まりやがって・・ケッ!!」とか、「そういえば祇園の飲み屋でぼったくられた」とか様々なバッシングが色とりどりの花火のように打ち上げられていたのですよね。


でもね、住まう地域や文化が違っても考えることは皆同じなんですよ。
子供が心配。家族が心配。・・中には自分だけが心配って人もいるでしょう。



そして今回の件については、地域同士がいがみ合う必要もない話なので竹が必要なら存分に京都から送るべきではないでしょうか。
叩かれた恨み? そんなのは知ったことではありません。叩かれた人こそが率先して行えば、それこそは京都が本当の意味で協力し、貢献できたという事なのですよ。

さっそく明日、白沙村荘でも竹を切りにかかろうかと思います。







  


Posted by ハシモトシンジ at 21:50Comments(0)【勤務日誌】