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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年07月15日

花嫁姿




先日行われた婚礼の一場面。


会場で待つ招待客達。ゆっくりと小径を進みながら、庭園中央に近づく花嫁。
石橋に差し掛かるやいなや、なぜか走りだす花嫁。




そこ、走るとこじゃないから!! と心で叫びつつ、シャッターオン。
この疾走する花嫁姿は削除命令が出ておりますが、「消したよ」と言いながらも生き延びて本日めでたくアップロードされています。


良かったね、サラちゃん。


・・おや、誰か訪ねてきたようだ。



  


Posted by ハシモトシンジ at 16:41Comments(0)【勤務日誌】

2011年07月15日

「私、文化財関連の仕事をしています」

京の夏の旅が開催されている間に、結構手や目が離せるタイミングもあるので色々な仕事を進めたいのですが、やっぱりというか何というか。人が来るにあたり、キチンとした人ばかりが来る訳ではないと知りながらも「あ〜あ」と思ってしまう訳で。



昨日は屏風に近接する集団というのが居まして、一般の方自体がそういったモノの扱いを知らないのである意味仕方ない部分があります。しかし、そこにガイドが常駐するのならば一言かければ屏風への過剰な接近は回避できるはずなのです。

ただでさえこの気候ですから、紙本などはカビや痛みも発生しやすくなります。一般の人が知らないから、そうでない人はもっと注意しないとダメなのです。別に「貴重だから、高価だから」とかそういう話ではなく、文化財ゾーンでは最低限の保守ルールというだけの事です。



そして今日はというと、非公開の部分に入り込んでしまった人が居ました。

それ自体は「あぁ、間違えたんだな」と思うのですが、最近は特別公開を狙った窃盗なども多いので一応退室を促すことに。するとこんな答えが。



「いや、私文化財関係の仕事をしてますもので」




そんな事は聞いてねぇ (-_-; )

ま、とりあえず退室を願ったのですが、年配の方のほうが言うことを聞いてくれないケースが非常に多いのでちと困っています。若い人が素直かというとそんなコトもなく、先日は苔にのっていた若いカメラ持ちが注意しても聞いてくれずに再度注意したらキレたみたいな件もありますし。








基本来客は大事にしたいスタンスではあるのですが、妙な人が増えるくらいなら間口を狭めても大いに結構かと思っていますので、今後は一般公開中止の可能性も俄然高まって来るわけです。

そういう経緯で予約公開や非公開に移行した文化財が多数あることを、もう一度「自称文化財愛好家」やカメラ持ちの方々は考えてみてはどうかと思うのです。






  


Posted by ハシモトシンジ at 12:57Comments(0)【勤務日誌】