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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年03月20日

京都府国登録文化財紹介冊子

国登録文化財というものがあります。

築後50年以上を経過したものが中心となり、国に文化財登録をするものなのですが認知度は低いです。
そもそもは阪神淡路の大震災以降に、文化財的な性格を強く持つ建造物などをリストアップする目的で始められたものだそうですが、正直な話「解っちゃあいない」というお役所仕事そのものですよね。


登録にするメリットは無いこともないけど、したからと言ってどうなんだろうかという微妙な制度なのです。

しかも誤解も多い。文化財紹介の中に「建物は国の登録文化財に指定されている。」とか書かれることが往々にして見受けられます。


登録と指定は全く別物なのですが、登録した本人達も解っていない場合が多い。
指定文化財は重要文化財に批准されますが、登録はそんなコトないのです。
ただでさえ指定でも補助金などは出にくい訳で、それが寺社や旧跡などではない個人の管轄になった場合はさらに困難を極めます。

その状況で、指定ではなく登録ということは・・言わずもがな。しかし所有者としては不満があるわけですよね。「なんで国の登録なのに補助が出ないんだ!」となるわけです。


この制度、多少の節税以外に一体誰が望むのでしょうか。



それはさておき、そんな国登録文化財の京都府所有者の会が今回紹介冊子をつくりました。
これは所有者の会が実は存在していまして、その会員の持つ文化財を知ってもらおうという事で作成されたものです。


そこでクイズ。一体どんな表紙なのでしょうか。


(1)


(2)


(3)


(4)



正解者には何も無いわけですが、自分ならどれを選ぶかをコメントして頂ければ大変参考になります。
ふるってご応募下さい。


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Posted by ハシモトシンジ at 15:01Comments(1)【勤務日誌】