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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年05月25日

松岡正剛 本の大路小路 勤務0525

今日の京都新聞の朝刊、1面の下にある松岡正剛様のコラムに橋本関雪が出ているとのお知らせがあったので早速チェックしました。毎日一冊づつの本を紹介するというコラムです。


Wikipedia”松岡正剛”



本日はどうやら関雪の「白沙村人随筆(中央公論社)」が紹介されているようです。

まず「白沙村荘は橋本関雪の旧居のこと」から始まりますが、この「旧居」とか「○○邸跡」とかいう扱いは行政の建造物係などがよく使いますが、適用条件が非常に曖昧なので個人的には使いません。

表示は主に財団法人として活動している場合によく見られますが、じゃあ時雨亭文庫は「旧冷泉家居宅」なのか 不審菴は「旧千家住宅」なのかと言えば違うはず。それにそんな表記も見たことはないですしね。



そして「若王子から哲学の道を進んだ終点にあって・・」と場所が紹介されています。

そこでまた悟るわけです。「なるほど! 哲学の道は若王子が入口で、銀閣寺前は出口だったのか。」と。



確か哲学の道は「銀閣寺口」と「若王子口」があり、どちらも起点でどちらも終点の扱いだったはず。
いやいや、それ以前に銀閣寺方面から入る方が数段早いのに何故若王子からの道を紹介するのか。

これは筆者一流の「間」であると予想します。そこまでの景色を想像しながら、東山山麓の文化の香りを楽しみながら白沙村荘へ至る事が至上である。そう言っているに違いありません。

行間を読むことも大切です。


中盤の紹介で「竹内栖鳳の竹杖会に入って独特の画風を作り上げた」と紹介して頂き、橋本関雪を知らない人にとってはここで何となく「この人は画家なのかな?」と解って貰えた事かと思います。


「ともかく中国の古典に詳しい」と続いた後は、関雪について興味があればこんな本もありますよと2冊の本を紹介して下さっています。アフターフォローまで万全ですね。




しかし問題が一つ。


コラム内で「白沙村人随筆」という本の内容が全く紹介されていないのでした。
本自体、現在絶版となっていますのであまり詳しくやっても仕方ないといえば仕方ないのですが。


そのうちこちらで再販の予定もありますので、読みたい方はその時までお待ち下さいね。




松岡正剛様、京都新聞社様、ご紹介ありがとうございました。  

Posted by ハシモトシンジ at 11:45Comments(0)【勤務日誌】