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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年10月12日

そろばん落款

関雪の落款について・・という問い合わせの電話は少なくないものです。


しかし個人的には視覚の共有がない状態で「こんな形の・・」と言われるとイラッと来て「"こんな"ってどんな?」と思います。


それでも大体は何のことなのかが解ってしまうので難儀なことです。



先日もまた、そのような電話がありました。

内容は「関雪の晩年の作に捺された落款はそろばん落款というらしいが、どの落款がそうなのか。」

と言うものでした。



なんでもそろばん協会の関係者で、テレビでそのような話を見たらしく問い合わせて来たようですが、そんなものは発言した本人に聞けば良いのです。

なぜこちらに聞くのか。



確かにそういう呼ばれ方をされているみたいですが、実は美術商さんの用語みたいなものです。

そしてそれは、やや曖昧な部分を含む表現なのです。


言い換えれば

「これは関雪のそろばん落款ですよ」

「これは関雪の晩年の優品ですよ」

ニュアンスとしてはこうなります。



しかし業界用語はあくまで業界用語。


一般的に寿司を食べに行くのに

「シースー行く?」とか

待ち合わせで

「マルタイのニンチャクは?」


なんて言いませんから。


テレビでも「〜の特定時期の落款を業界では〜と呼ぶ場合があります」とテロップを入れてくれれば手間が省けるんですけどね。



普通でいいんです。普通で。
  

Posted by ハシモトシンジ at 16:27Comments(0)【橋本関雪】