2009年08月24日
島根県立美術館からの夕日
島根県立美術館は、宍道湖に面して建てられています。
開館時間も「日没後30分まで」ととてもユニークな設定がされている、おそらく日本で唯一の公立美術館ではないでしょうか。
夕暮れが近づき始めた18:00頃に美術館に到着。早速湖畔に向かいます。
汽水域にあるので、潮の香りがします。この汽水こそが宍道湖の豊かな生態系を育み、豊富な食材を産み出す源なのですよね。
徐々に太陽が落ちて行きます。水平線に近づくにしたがい、赤みも増して大きく見えてきます。
大きく見えるのは錯覚。赤みが増すのはドップラー効果によるもので・・・とか説明を始めると「野暮だ」と言われてしまいました。
そうですね。綺麗なものに説明は不要です。
ただ、一緒に溶けゆきながら見つめるのみ。
とりあえず記念写真。大きなアドタペストリーが入り口近くにかかっていました。
普段見慣れている作品達も、違う場所にかかっていると印象が違います。
とりあえずは島根の皆様、県立美術館の皆様色々とお世話になりました。
また伺う際には宜しくお願い致します。