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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年06月14日

受付に座りながら

受付に座り、外を眺める。

昔はどんな景色であったのだろうかと、ぼんやりと思いながら作業をする。



手元にはやらなければいけない幾つかの作業があり、その内容を考えながら座っている。

本来は何処かに篭り、静かな環境でしなければいけないのだろうけども、中々そうもいかない。



思いがけず、知り合いが来る。

「何で受付にいるのですか?」と聞かれた。



ナンセンス。他に受付に置ける人がいないからに決まっている。

この場合正しいのは「いやいや、ご苦労様ですね」あたりだろう。せっかく来てくれたのだからと、茶を進めて受付に帰る。


すると間髪入れずに、学生の集団が入って来た。




若い人が白沙村荘を訪れると、何やら嬉しくなる。以前は二十代の人などは皆無であり、芸大などに招待券を配りに行ったこともある。


知られていないというのは、存在していないも同然であり今後を考えると若年層に覚えて貰うことが大事なのだ。

若年層が訪れる口火を切ったのは、確かホームページ開設あたりからだったと思う。



最初にドメインを取得して、開設したのは1995年だったか。白沙村荘より古かったのは確か京都国立博物館だけであった。

国内規模でも最古参に属するくらいに早く開設した。



ドメインをkansetsu.or.jpにしたのだけど、今となればhakusasonso.or.jpにしておけばよかったと思う。


ともあれ、開設した直後からメールや直に「見ました」のリアクションがかなり増えた。




嬉しい反面、半ばでアップしていたものだから気まずくもあった。

更には第一版のデザインが現代美術風だったので、白沙村荘に来てみてびっくりしている人がいた。



慌ててそれっぽい感じのイメージに直したが、気に入らずに幾つかの案を出してはボツにするを繰り返し、気がつけば更新無しで数年が経っていた。


今あるホームページは第八版となる。かなり悩んだ末に出来た物だから、出来れば長く使いたい。




こうやって受付に座っていると、昔のことをよく思い出す。

なので仕事がさっぱりはかどらない。困ったものだ。
  

Posted by ハシモトシンジ at 16:09Comments(0)【白沙村荘】