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2009年03月16日

昨日の読売新聞

昨日の夕方に、読売新聞の販売店の方が新聞を届けて下さいました。


最初はなんのことやらと、あまり解らずに新聞を受け取り、何か見てほしい記事があるのだろうかと思っていました。



しばらくして手も空き始め、そういえばと気になり新聞を見てみると・・。




出てるのは自分でした。


しかも、皆さん笑顔の写真なのに一人だけ真顔。

真顔というよりは、むしろ不機嫌そうにも見えます。




一瞬の「これ何だっけ?」の後に、全て思い出しました。

先日大風邪をひいていた時の取材のアレですね。




写真があまりにもアレなので、到底見てくださいとは言えないのですが、疎水界隈の紹介記事です。



一日遅れでお知らせしたのは、あまり見せたくないから・・ということです。

お察し下されば幸いです。
  

Posted by ハシモトシンジ at 10:40Comments(0)【白沙村荘】

2009年03月14日

橋本関雪展より 「防空壕」




晩年に関雪は、朝日新聞の嘱託により吉川英治と共に南方の戦地を巡りました。
吉川英治自身も、まだ若き記者であり美術記者として随行していたのですが、関雪番となった記者は後に大成することが多いようにも思います。かの井上靖も同様に関雪番の美術記者をしていました。



その南方所見は、朝日新聞にて連載をされ後に「南を翔ける」という本としてまとめられました。時期的には国民に対するプロパガンダとして、人気画家であった関雪が引っ張り出された形のものではありますが、本人は自己の美術品蒐集の為にアジア諸国を巡りたかったようなフシがあります。



そこでスケッチを得た中から生み出されたのが、この「防空壕(昭和17(1942)年)」という作品です。

この時期に関雪は洋画家のポール・ゴーギャン(ゴォガン)に非常なる憧憬を抱き、傾倒しそして日本画を捨ててしまおうかと実際に考えていたと伝えられています。
むろん立場的にそれは難しく、また西洋の語学に関してはそこまで堪能でなかった関雪が、タヒチに移り住み画を描きながら暮らすことは実現不可能な夢でありましたから、類似的な体験としての南方旅行を以てひとまずは満足したのではないでしょうか。


画面からはゴーギャン”風”を意識したと思しき色調と描写が若干見て取ることも出来ます。

南方を巡った年に、この作品は発表され以後の関雪作品は洋画を強く意識した描写を見せるように転換されていきます。


【橋本関雪展】姫路市立美術館
平成21年4月25日から6月7日まで開催です。


  

Posted by ハシモトシンジ at 14:07Comments(0)

2009年03月13日

姫路展のポスターとビラ

今日、姫路市立美術館で行われる橋本関雪展のポスターとビラが送られて来ました。



こういったものがあると、本当にやるんだなという気になりますね。


実に15年ぶりとなる関雪展ですが、今年は生誕や没後などの節目にはあたりません。


最初はなぜ今年? と不思議に思いましたが、ビラを見て納得。

姫路城の世界遺産登録と、築城400年の節目なんですね。




以前に予定されていた関雪展が流れてから、早いもので7年。


この展覧会で関雪が多くの人に知られるようになると良いですね。


開催の詳しい期間などは
http://www.kansetsu.or.jp/exhi
を御参照下さい。
  

Posted by ハシモトシンジ at 18:12Comments(1)【橋本関雪】

2009年03月13日

桜ブログ・プレ 3/13

おはようございます、白沙村荘のハシモトシンジです。


哲学の道の桜開花レポートが来週水曜日から本ブログにて始まりますが、今日はそのプレ更新をします。



生憎の雨模様ながら気温が昨日よりは高いようで、桜も幾分かは元気そうです。


つぼみの状態は、まだ完全にすぼんだまま。

一般の開花予想である20日を大きく外すことはなさそうですね。



また明日は写真入りで更新をしたいと思います。

ではまた。


ハシモトシンジ
  

Posted by ハシモトシンジ at 10:33Comments(0)【催事情報】

2009年03月11日

池大雅×橋本関雪





かつて奥州に遊んだ関雪が立ち寄った旅館で、大雅の屏風を見つけました。


それは扇面の貼交になった古い屏風で、あまり良い状態ではなかったようです。
それを旅館の主人から譲り受け、損壊部分に自らが補筆し画冊に装丁し直したものが「池大雅倣古山水画冊」です。

補筆部分には関雪がみずから印を捺し、それとわかるように筆致も少し変えてあるようです。



至高の文人像として関雪が憧れた先達の一人である池大雅。
白沙村荘にはこの画冊と、「坐看雲起」の書が遺されています。(共に署名は霞樵)




  

Posted by ハシモトシンジ at 14:47Comments(0)【橋本関雪】

2009年03月09日

哲学の道「関雪桜」のこと






哲学の道と呼ばれる第2疎水沿道には、桜の並木があります。この桜が植えられたのは大正11年。(寄贈は記録によると大正10年となっています。)

この桜は関雪が画家として大成した時、自分が非常に困っていた京都に来てからの数年間の食うや食わずの時期に、様々な人からの惜しみない援助により助けて頂いたことに非常な恩義を感じていたという。



元は神戸に生まれて、帰るべき家を失い漂泊の身であると思いながら暮らしていた関雪にとってよそ者であるはずの自分自身を受け入れてくれた京都の人々の心は、何にも変えてありがたかったに違いない。

そういった不特定多数の京都の人々に何か御礼がしたいので、何か良い案はないだろうかと考えていたある日に夫婦で話をしていたところ、よね夫人が「時下、世情もよろしくなく何か暗い雰囲気ですから、晴れやかになるように花を植えてはどうか。」と提案して桜を寄贈し、植樹して並木を植えることに決まったと言われています。


その後よね夫人がなくなり、その悲しみを詠んだ七言絶句詩を刻んだ石碑が昭和18年に白沙村荘の前に建てられました。


内容は以下の通りです。

<原文> 朶雲壓水一渠斜 春伴潺湲巡我家 悩殺幽人残夜夢 風々雨々不離花
<訳文> 雲のような満開の桜が疎水の上に垂れ 春は水の流れと共に我が家に巡り
     来る 幽人は昨夜の夢の続きの中にいて 風につけ雨につけ花の事が頭か
     ら離れないでいる
<意訳> 春になり桜の花が満開を迎える頃になると、私は毎日 妻と過ごした日々
     の思い出ばかりを思い出してしまい、私はあふれる涙を止める事が出来ず
     にいる。

朶雲=垂れ下がる雲=憂鬱な気分 一渠=疎水=心の溝 潺湲=水の流れ=涙が流れる様子 我家=白沙村荘 幽人=関雪 残夜夢=過去の思い出 花=桜=よね夫人

毎年咲き続ける桜。それに伴い繰り返す悲しい気持ち。
追善の意味も込め、今年も3月18日から本ブログで桜の様子を皆様にお伝えして行きたいと思います。
  

Posted by ハシモトシンジ at 14:14Comments(0)【橋本関雪】

2009年03月07日

展示替え完了

改装が終わり、ようやく展示室が明日から見学再開となります。


改装の期間中にお越し下さいました皆様には実に申し訳なく、深くお詫びを申し上げる次第です。




さて、明日からの展示は以下の通りとなります。

・猟(大正4年/第9回文展出品)
・琵琶行(明治43年/本稿)
・緋桃白鵞 (大正14年)
・銀雪呈瑞 (大正15年)
・凍雲危桟(大正5年)
・達磨大師(明治35年)
・月下帰帆(昭和13年)
・母仔犬(大正13年)
・玄猿(昭和9年/草稿)
・達磨立像(海関遺愛)
・長恨歌(草稿)
・池大雅倣古山水画冊(蒐集品)
・ラスタ−彩獣頭形水差(蒐集品)
・ラスタ−彩鳳頭形水差(蒐集品)
・下絵、スケッチ各種



などです。皆様是非お越し下さい。
  

Posted by ハシモトシンジ at 02:11Comments(0)

2009年03月05日

読売新聞の取材

今日の午前中に、読売新聞さんの取材を受けました。


内容はよくある地域の取材。あの絵地図とかが描いてあるアレです。


桜の開花が近いことから、多分この手の取材がしばらくは引っ切りなしに来るかと思います。



読売新聞の方は、3月15日の朝刊に掲載されるらしいので興味のある方は御覧下さい。

  

Posted by ハシモトシンジ at 11:51Comments(0)

2009年03月04日

懶雲洞と云う画室




白沙村荘にはまだ一般公開していない部屋がいくつかあり、現在改修や整理を続けながら順次公開が出来るようにしています。


昨年の暮れに室内整備が済み、今は周辺整備が進められている懶雲洞(ランウンドウ)もそういった部屋の一つです。



元は関雪が、常使いの画室としていた部屋で南側が全て磨りガラスとなり、非常に明るい部屋です。


今回の改修では、主に展示会場として使えるようにシンプルなままでピクチャーレールをつけました。





天井も約4mと高く、長丈幅も十分に掛かります。


各種個展や展示会にも貸し出す予定なので、興味のある方はお問い合わせ下さいね。
  

Posted by ハシモトシンジ at 14:58Comments(0)【白沙村荘】

2009年03月03日

図版撮影




4月からの関雪展に向けた図録用の撮影が今日ありました。


貸し出し作品、写真資料、スケッチや印顆などを朝から順次撮影していきました。




以前はあまり興味を示されていなかった顔料も、近年は一般的なこともあり少しは展示されるようで撮影されました。


レイアウトは私がある程度して良いとの話でしたから、かなり遊びました。





美術関係の展覧会などでは、あんまり遊びがないのでついつい遊んでしまいました。

怒られないことを祈ります。





  

Posted by ハシモトシンジ at 19:30Comments(0)【橋本関雪】

2009年03月02日

展示室改修のお知らせ






この度白沙村荘内展示室が、急遽改修工事を行うこととなりました。


老朽化が進み、年中無休という状況下での稼働が続いておりましたが、近年の来館者増加に伴い通路などに危険を伴うと予想される損傷が発生したために、その箇所の修復を行います。


期間は本日3月2日より、3月6日までの5日間。



工事期間中は、誠に申し訳ないことながら関雪の作品の見学は完全予約制となります。(3/3は見学の予約を受け付けておりません。)


庭園の方は通常通り公開致しております。なお、本期間中は入館料を通常の800円から一律500円に致しております。

なにとぞ御理解、御了解を頂けますように宜しくお願い申し上げます。

  

Posted by ハシモトシンジ at 12:11Comments(0)【白沙村荘】

2009年03月01日

桜アレンジメント




昨夜、法然院でイベントを終えた未生流の和田高甫家元が、イベントにて使用された桜を活けに来て下さいました。


場所はノアノアのテラス。見事な対の枝垂れ桜が活けられ、少し早い花見に皆様歓喜されていました。



折しも白沙村荘ではその日に、関雪忌関連のイベントを開催中でした。


そのこともあっての献花となったようです。




設置は明後日まで。

和田高甫家元、どうもありがとうございました。


そして昨夜にいらした約五十名の方々にも厚く御礼申し上げます。
  

Posted by ハシモトシンジ at 15:39Comments(1)【白沙村荘】