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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年01月26日

吉田山荘の衝立

真如堂から神楽岡に向かうと、ほどなく吉田山荘が在ります。


隣には神社があり、珍しい逆立ちをした焼き物の狛犬が居たりして中々楽しいエリアです。



元は昭和初期に東伏見宮様が、京都大学に通学する際に造られた屋敷であったその場所は、現在料理旅館として開かれています。



そしてそこには関雪が松を描いた大きな衝立があります。

行ったことのある人なら「あぁ、あれか」と思い出せるはず。



なんせ玄関を上がった目の前にドンと置かれていますから。




しかし残念なことに、描かれた大半は消え失せています。


剥落や褪色ではなく、完全な消失です。




残された一部から、墨で描かれた松に金泥で着彩した画であったことが伺い知ることが出来ます。




今からでは調査、再現もかなり難しい状況ではありますが、完全であったこの衝立を見てみたい気がします。




さぞや立派な風格を纏っていたのでしょうね。

実に惜しい話です。
  

Posted by ハシモトシンジ at 18:04Comments(0)【橋本関雪】